身近なのに知らなかった「ひと」「もの」「こと」。そんな再発見や新発見を求め月1回、アスポリポーターが独自の視点と興味を持って県内を巡ります。(第20回目・特別編)
世界一タワー 5周年
今回のプチ旅はとちぎを飛び出し、開業5周年を迎えた東京スカイツリータウンⓇへ。
一番のお目当ては、東京スカイツリーⓇの開業に合わせオープン、同じく5年目を迎えた本県初のアンテナショップ「とちまるショップ」。
いつもは地域の魅力を奥の奥まで探求しようと超ローカルネタを追い求めているアスポリポーターですが、世界に誇る観光名所の東京スカイツリータウン内で本県の魅力を発信し続ける「とちまるショップ」も実は非常に気になるところ。いつもとは違った場所から、とちぎの魅力に迫ってみました。
もちろん、東京スカイツリー天望デッキに上り、地上150㍍、眺望抜群のカフェラウンジでランチ。プラネタリウムでは、ハワイ島に行った気分で満点の星空を眺め、水族館では、かわいい生き物たちに癒やされてと、一日「東京スカイツリータウン」を満喫してきました。
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●日本酒と徳利、セットで買い求める人が多い
●注目の新商品はとちぎの逸品としてご紹介

午前10時のオープンを待って、いざ、とちまるシ ョップへ。東京の人気観光スポットにある本県のアンテナショップでは、何が売れているのか。加藤惠三店舗マネージャ ーにお話を伺いました。 「平日は約2000~3000人、土・日曜は5000~7000人のお客さまをお迎えしています。商品数はグルメや名産品など約1000点ですが、季節やイベントによって売れ筋商品が変化します。開店3年目くらいから3、4割が20代と若い人が増える一方、野菜などを求める地元の方のリピート率も高まり、ニーズを見極めながら入れ替えを行っています」。
安定した人気を誇る商品は宇都宮餃子(ギョーザ)、レモン牛乳、古印最中。「外国人の方ではアジアの方はコンビニ感覚で利用されるのでお菓子や飲料、イチゴやナシなどの果物、欧米の方はギフト用として日本酒や益子焼の酒器が人気です」
イチ押しを尋ねると「今春から県産品の掘り起しを行い『ハトムギのミルクジャム』や『モリンガ茶』など、新商品に力を入れています」。
いろんなニーズに合わせたラインナップ。「とちぎの魅力」再発見しました。
❶とちまるショップ
■イーストヤード4階
■☎03・5809・7280
■午前10時~午後9時
■http://www.tochimaru-shop.com/
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ランチはフレンチやイタリアンをベースにした料理が堪能できる天空ラウンジ TOP of TREEへ。
お勧めは「TOP LUNCH」(2
500円、2人から)。華やかな前菜に思わず目が奪われます。
「夕日を眺めながらのディナーもお勧め。富士山も見えます。誕生日や記念日など特別な日にぜひ」と高田圭一店長。
❷天空ラウンジ TOP of TREE
■イーストヤード31階
■☎03・5809・7377
■午前11時~午後11時(ランチ午前11時~午後3時OS)
■http://www.top-of-tree.jp/
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大人を癒やすプラネタリウム。
リラックスして星空満喫
❸コニカミノルタプラネタリウム“天空”in東京スカイツリータウン
■イーストヤード7階
■☎03・5610・3043
■(午前10時~午後7時)午前10時の回から午後9時の回
(9月の平日は午前11時の回から)
上映作品、料金はHPで最新情報を確認。
■https://planetarium.konicaminolta.jp/tenku/
午後イチは、コニカミノルタプラネタリウム〝天空〟in東京スカイツリータウン®へ。
「アロマが香るヒーリング・プラネタリウムやアーティストとのコラボ作品の上映など、大人が何度も通いたくなるプラネタリウムです」と、同社の安藤杏里さん。お勧めの作品「アロハスピリッツ 星降る島ハワイ」を観賞することに。リクライニングシートを倒せばもう、ハワイ島でゴロンと横になった気分です。大人を癒やす最高の場所であることを実感しました。
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ペンギンの屋内開放プール型水槽
次は水中の生き物に癒やしを求め、すみだ水族館へ。
ユニークな姿がかわいいチンアナゴ、ペンギンのいる屋内開放プール型水槽、小笠原の海を再現した東京大水槽など見どころの多い都市型水族館です。
案内していただいたのは企画広報チームの近藤早紀子さん。
「解説板による説明をあえて減らして、飼育スタッフなどとのコミュニケーションを通してお客さまが水族館の生き物をより身近に感じられる工夫をしています」。確かにスタッフに気軽に話しかけられたり、オットセイが館内を散歩していたり。これも下町人情の心意気!
❹すみだ水族館
■ウエストヤード5・6階
■☎03・5619・1821
■午前9時~午後8時(最終入館)
■年中無休
■大人2050円、高校生1500円、小・中学生1000円、幼児(3歳以上)600円
■http://www.sumida-aquarium.com/
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ますます楽しみなスポットになると感じました。

広報事務局の佐々木良さん(上)。スカイツリーから日光までは113㌔。眺望が良い日は北の方角に男体山が望める。
❺東京スカイツリーⓇ
■東京都墨田区押上1丁目1の2
■☎0570・55・0634(午前9時~午後8時)
■東京スカイツリー天望デッキ(350m) 午前8時~午後10時(最終入場午後9時) 当日券は4階チケットカウンターで販売
■大人(18歳以上)2060円、中学・高校生(12~17歳)1540円、小学生(6~11歳)930円、幼児(4~5歳)620円
※詳しい料金などはHPでご確認ください。
■http://www.tokyo-skytree.jp/
▪アクセス例▪
◆東武スカイツリーラインで「とうきょうスカイツリー駅」下車。 ◆JR宇都宮線「久喜駅」で東武スカイツリーラインに乗り換え「押上駅」下車。 ◆JR東京駅・上野駅からスカイツリーシャトルに乗車。 ◆車の場合は東北自動車道~首都高速6号向島インター出口。 |