ふらりプチ旅とちぎ「アナザーマシコ—陶芸だけじゃない~益子」

2016/6/29
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ふらりプチ旅とちぎ 身近なのに知らなかった「ひと」「もの」「こと」。そんな再発見や新発見を求め月1回、アスポリポーターが独自の視点と興味を持って県内を巡ります。(第6回目)

この広い空の下・・・
光差す
“別世界”へ

 陶器店やギャラリーが軒を連ねる益子町の城内坂。その陶器店街からのどかな風景が広がる里山へ足を延ばすような感覚で、益子焼とは「別」の世界をのぞいてみたくなりました。

 緑豊かな大羽方面へと向かう途中、まず立ち寄ったのは、すてきな明かりと輝きを放つ〝ひょうたんランプ〟のギャラリー「ひょうたんの灯りルーム」。幻想的な世界を楽しんだ後は、のどかな里山に溶け込むようにあるアジアの料理とカフェ「作坊吃(ゾーファンチィ)」でランチです。「チャルカ」では、フェアトレード商品とエコロジーな暮らしを願うオーナーとの出会いが。また、古本と古家具の店「内町工場」で初めて作品を見た時からずっと気になっていた鉄のクジラの制作者奥住陽介さんにもお会いしました。

 「アナザーマシコ」。陶芸だけじゃない益子の魅力にちょっと触れる旅へ。


ひょうたんの灯りルーム
map1
光をデザインしたようなサッタさんの作品
わくわくしながら扉を開けて
「宇宙」をイメージしたメリーさんのランプ。壁に映る影もアート

 益子焼窯元共販センターから里山通りをすぐに右折、里山散歩道の「みはらし坂」を上った先にあるひょうたんの灯りルーム(map1)。扉を開けると、そこは「ひょうたんランプ」の優しく幻想的な光の世界です。制作しているのは「サッタとメリー」こと佐藤さん夫妻。「宇宙をイメージした」と言うメリーさんのランプや緻密なデザインの美しさが感動的なサッタさんのランプは、一つ一つ違う表情を見せてくれます。

 制作歴21年のサッタさんは「乾燥すると電球を点灯した時に赤く透けるのが特長です」。そのふわっとやわらかい赤色が魅力的! 「いつまでも見つめていたい」。そんな気分になりました。

ひょうたんの灯りルーム
■益子町益子4283の4
■0285・70・6043
■午前10時~午後5時
■金曜休
■Pあり


アジアの料理とカフェ 作坊吃
map2
チィプレート


自家製ジンジャーエール。
ロックアイスがにくい
里山の緑の中でアジア料理を満喫

 目の前に広がる大羽の里山の風景。続いて訪れたアジアの料理とカフェ作坊吃(map2)でお楽しみのランチです。アジアの食に魅了されたオーナーの鈴木史絵さん。手作り感満載の店内で味わうスパイスとハーブたっぷりのメニューから「チィプレート」(季節によって内容が変わります。1100円)と、これからの時季お薦めという「自家製ジンジャーエール」(食事とセットで午後3時半までは300円)をオーダー。さまざまなスパイスの風味と食感が楽しめる料理は、体が目覚めるよう。次回はスパイシーチャイを飲んでみよう。

アジアの料理とカフェ 作坊吃
■益子町上大羽2455
■0285・72・3606
■午前11時~午後10時(金曜)、午前11時~午後6時(土・日・月・火曜)
■水・木曜休
■Pあり


チャルカ
map3
綿や糸車、益子のこと。いろんなことを教えてくれた生沼さん

 大満足気分で里山ドライブを楽しみながら、チャルカ(map3)を目指します。雰囲気のある古民家の庭でオーナーの生沼牧子さん(68)が出迎えてくれました。「チャルカ」は「糸車」を意味するインド独立の父ガンジーの思想。生沼さんは無農薬で綿を栽培、糸を紡ぎ、染色、機織りまで行います。また、インドのヤギ革製品やバングラデシュの手工芸品などフェアトレード商品を販売。優しい手触りの生沼さんの織物や色鮮やかなバングラデシュの「ノクシカタ刺しゅう」、そして何より飾らず、深い生沼さんの言葉が最大の魅力に思えました。(K)

チャルカ
■益子町山本1の222の1
■090・7218・7199
■午前10時~午後5時
■Pあり
※来店の際は事前にお電話を。

あの日出合った〝鉄のクジラ〟…
造形作家 奥住陽介さんを訪ねて
革のような「鉄バッグ」と奥住さん かたいけれど優美です

 陶芸ではない益子。鉄をメーンにオブジェや楽器、アクセサリーなどを制作している造形作家奥住陽介さん(37)。〝さらにアナザー〟として奥住さんを訪ねました。奥住さんの作品を見たくなった人は、ぜひ内町工場(map4)に足を運んでくださいね。

古いものがすてきに見えちゃう
「内町工場」
内町工場
■益子町益子897
■0285・81・7840
■午前11時~午後6時
■水曜休
■P近くに無料町営駐車場あり

 東北芸術工科大学で金属工芸に出合い、さびて出る表情やたたいて出る表情など鉄の素材感と作り始めると目の前で最後まで変わってくれるところに魅力を感じました。

 金属もたたいていくとやわらかさや温かさだったり、そういう表現をできるのが面白い。また、作品をさびさせた後に油焼きすると、鉄の赤さびの色になるんです。自分が楽しんで作っていないといいものはできないから、面白がって作っています。



map 今回訪れた所(約3~4時間コース)
map
1
ひょうたんの
灯りルーム
map
2
アジアの料理と
カフェ 作坊吃
map
3
チャルカ
map
4
内町工場
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