
「お餅の一番好きな食べ方は?」。思い浮かぶのはきなこ、あんこ…。お餅の色々な食べ方を知っていれば、つい余りがちなお餅をもっと楽しく、おいしくいただけるはず!

今回はお餅にちょっとした工夫で手を加え、簡単に作れておつまみやおやつにもピッタリのお餅アレンジレシピを宇都宮市のアサヒクッキングスクール校長、食育インストラクターとして活動する吉野ひろみさんに教えていただきました。
材料は全て2人分。
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お手軽アレンジレシピ |

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お餅のハムカツ風 |
●材料(2人分)
切り餅4枚、ハム2枚、マスタード・パセリ少々、小麦粉・パン粉適量、溶き卵1個分、サラダ油・ソース適量
- 餅は厚さを半分にする。ハムは2等分に切る。餅の片面にマスタードを薄く塗り、その面が合わさるようにハムを挟み、重ねる。
- 1.の餅に、小麦粉、溶き卵、パン粉の順で衣をつける。
- フライパンに少し多めのサラダ油を熱し、中火で2~3分、餅が柔らかくなり、衣に色が付くまでゆっくり揚げ焼きする。
- 器に盛り付け、パセリを添える。ソースをかけたら出来上がり。

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韓国風焼き餅 |
●材料(2人分)
切り餅4枚、A(にんにくのすりおろし1片、すりごま(白)大さじ1、砂糖・ごま油大さじ1/2、しょうゆ大さじ2、豆板醤小さじ1/2)、キュウリ・ネギ4分の1本、サンチュ4枚、ごま油少々
- ボウルにAの材料を全て混ぜ合わせ、タレを作る。
- キュウリは細切りに、ネギは中心の白い部分を取り除き細切りにする。軽く水にさらし、水気を切る。サンチュの葉は2等分にする。
- 餅は縦半分に切る。フライパンにごま油少々を熱し、弱火で途中返しながら柔らかくなるまで焼く。
- 3.の餅が焼きあがったら熱いうちに1.のタレに絡め、器に盛る。別皿に2.の野菜を並べる。
- サンチュの上に餅、ネギ、キュウリを巻いて出来上がり。
※中に挟む野菜はダイコンでも可(お好きな野菜で)。

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メープルバター餅 |
●材料(2人分)
切り餅4枚、バナナ1本、サラダ油少々、バター20g、メープルシロップ大さじ2~3
- 餅は一口大の食べやすい大きさに切る。バナナは皮を剥き、1cm厚さの輪切りにする。
- フライパンにクッキングシートを敷き、弱めの中火で餅が柔らかくなるまで焼く。餅に火が通ったらシートを外し、サラダ油少々を加え、バナナを軽く炒める。
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2.にバターを加えて餅とバナナにバターを絡める。更にメープルシロップを回し入れ、全体を手早く和え、出来上がり。
※バターが入るので焦げやすい。焦がしてしまうと味に苦味がでるので注意。

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餅天 |
●材料(2人分)
切り餅2枚、甘塩サケの切り身1切、青のり小さじ1、塩少々、レモンくし形2切、揚げ油適量、B(天ぷら粉1/2カップ、冷水少々)。
- 餅は1.5cm角くらいに切る。塩サケは皮と骨を取り除き、1cm角くらいに切る。
- フボウルにBの材料で天ぷら衣を作り、1.の材料と青のりを加え、ザックリ混ぜ合わせる。
- 中温(160度)くらいに熱した油に、スープスプーンで2.をすくい取り、静かに落としいれる。時々返しながら2~3分、カラリと揚げる。
- 塩を少々振り、レモンを添えた器に盛り付け、出来上がり。
※塩サケの代わりにウインナーソーセージでも可。
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余ったおせち料理の活用法 |
お正月はつい暴飲暴食をしてしまいがちです。適度な量をできるだけ決まった時間に食べることが大切です。栗きんとんや黒豆は冷凍。黒豆の煮汁は喉の不調にも効果的です。きんぴらごぼうはかき揚げや刻んでポテトコロッケにしてもおいしいです。
かまぼこは切り目を入れ、チーズを挟み、フライパンで軽く焼き、いそべ風にしてもいただけますよ(かまぼこのかわりに豆餅でも可)。