
骨盤矯正エクササイズ
体の軸を意識して
-筋肉鍛え、健康美-

安良岡恭子さん
長時間のデスクワークや片方だけで荷物を持つ、足を組むなど日頃の何気ない姿勢や動作で骨盤がゆがんでしまいます。その結果、内臓の位置が変わってしまいポッコリお腹になったり、うまく筋肉を使えず体に無駄なお肉をため込むことにもなりかねません。体の軸を意識した運動で、骨盤のゆがみを戻し、腹筋や背筋、お尻の筋肉を鍛えて、健康的な体づくりを目指しましょう。肩こり、冷え症、むくみ、腰痛の解消にも効果的です。
栃木市の大平健康福祉センターで開かれている健康あっぷ講座「骨盤矯正でシェイプアップ教室」の講師で、コンディショニングトレーナーの安良岡恭子さん(40)に教えていただきました。
骨盤のゆがみをチェック
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目を閉じてウォーキング
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- 立ち位置を決めたら、印をつける。
- 目を閉じ両手を前に出して、その場で50回足踏みをする。
- 目を開けて、印をつけた位置からどれだけ動いたか確認する。
※印の位置から半径1mを超えていたら要注意。
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おなかとお尻のエクササイズ |


- 両手を床に広げて仰向けになる。
- 両ひざを立てお尻をゆっくり上げる。ひざ、胸、肩まで一直線になるように。背中がアーチ型に反りやすくなるので胸は上げ過ぎない。
- 胸、腰、お尻の順でゆっくり下ろしていく。
※お尻を上げた状態で数秒キープしたり、少し早いスピードで10回繰り返すなど自分に合った方法で行う。
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肩と腕、背中のエクササイズ |


- 足をそろえて姿勢を真っ直ぐにして立ち、両手を上に上げる。
- 両手を握り力を入れて脇をしめるように両腕を曲げ、体を引き上げる。
※脚の間に紙をはさんだつもりで両足をつけて立つ。手は懸垂をするイメージで。腕を曲げる時は肩甲骨をおしりの方に下げるようにして両肩を下げる。
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腰と背中のエクササイズ |


- 両手と両ひざを床につき頭を下げて背中を丸める。
※背中はきれいなアーチを描くように。おなかは天井につくイメージで引っ込める。 - ゆっくりと頭を上げて背中を反らす。
※背中を反らせる時もおなかを出さずしっかり締める。 - 1.と2.をゆっくり交互に繰り返す。
ポイント
エクササイズは、体の中心軸を意識して行ってください。また体の感覚を頼りにして体の左右で動きに違いがある場合、体が動かしづい方、硬い方に意識を集中して動かしましょう。いろいろな運動を取り入れることで、体のさまざまな筋肉を均等に使うことが出来れば互いの筋肉が支え合う協調性が高まり骨盤も整います。
(問)安良岡恭子さん 090・4136・6946
次回「1年間の頑張りに『ご褒美ランチメニュー』」を予定しています。