秋へ・・・薬膳で体にパワーを

2015/9/23
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体のバランス整えよう
身近な食材で薬膳レシピ

 この秋は、薬膳料理にチャレンジしてみませんか? 那須町で薬膳料理教室白牡丹を主宰する国際中医薬膳師の金井ひかりさん(42)に、身近な食材を使った薬膳レシピを教えていただきました。※レシピはすべて4~5人分。

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金井ひかりさん国際中医薬膳師の金井さん
(問)金井さん
090・7703・2582
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おいしい薬膳白牡丹
 
薬膳について

薬膳とは、古代中国の知恵に基づいて作られた、心と体のバランスを整える食事。個人の体質や、季節の移り変わりなどから受ける影響を踏まえながら、食材のさまざまな効能を組み合わせて、自然界と心身の調和を生みだす「養生法」です。


食材表
 実りの秋には、米、キノコ、栗、銀杏など元気の源の「気」を補う食材が多く旬を迎えます。

胃腸の働きを整え 〝気〟を補う食材
クリ、カボチャ、芋類、豆類、穀物類、キノコ類、銀杏、ブロッコリー、さんま、うなぎ

肺や体に潤いを与える食材
白きくらげ、梨、柿、ブドウ、山芋(長芋)、レンコン、カブ、牛乳、豆腐、帆立、クコの実、杏仁、百合根、蜂蜜

乾燥による空咳を鎮める食材
柿、梨、レンコン、大根、金柑、蜂蜜、杏仁、百合根



夏の疲れに・・・
胃腸を整え「気」を補う

 暑さの厳しい夏は、汗と一緒に元気の源である「気」も消耗してしまうため、だるい、疲れが取れないといった夏バテの症状が現れます。さらに、冷たい飲み物や食べ物を取り過ぎていると、胃腸が弱り、食欲不振や胃の重み、全身倦怠(けんたい)感なども出てきます。そこで、「気」を補い弱った胃腸を整える食材を使用して、夏の疲れをケアしましょう。

「元気がでるココナッツミルクシチュー」(左)は、元気の源「気」を補う野菜がたっぷり
 
元気がでる
ココナッツミルクシチュー

 「元気がでるココナッツミルクシチュー」(左)は、元気の源「気」を補う野菜がたっぷり。

  1. 鍋に油を引き、ニンニク(1片・みじん切り)、タマネギ(1個・くし切り)、トマト(1個・ザク切り)、ニンジン(1/2本・1cm厚の輪切り)、レンコン(1節・半月切り)、しめじ(1パック・ほぐす)の順に炒める。ひたひたに水を加えて10分煮る。
  2. ココナッツミルク400mlでピーナッツペースト(無ければ白味噌か練りゴマでも)大1を溶き1.に入れる。カボチャ(1/4個・一口大に切る)も加え、軟らかくなるまで煮る。塩、こしょうで味を調える。
  3. 器に盛り付け、ゆでたブロッコリー(1個・一口大に切る)を添える。

※ココナッツミルクの代わりに豆乳でもOK。その場合は、トマトを抜く。

体調に合わせてアレンジを

■コリアンダーや唐辛子など、お好みのスパイスを加えればココナッツカレーに。

■鶏肉を加えるとさらに気を補い、豚肉は潤いを与え、牛肉は血を補います。冷えている時には羊の肉がお薦め。



 
春菊サラダ
  1. 春菊1束を水につけておき、シャキッとさせてから柔らかい葉の部分をちぎる。
  2. ドレッシングの材料(オリーブオイル大2、レモン汁または酢大2、塩、こしょう)を合わせ、千切りしたニンジン1/2本とあえておく。
  3. 食べる寸前に1.と2.をサッとあえ盛り付ける。


秋に向けて…
肺や全身に潤い与えて

 夏から秋へと季節が大きく変わる9月。暑さが和らぎ、冬の気配を感じる頃には空気も乾燥してきます。最もダメージを受けやすい臓器は「肺」。肺が乾いてくると、空咳や鼻の乾き、髪のパサつき、皮膚の乾燥、便秘といった症状が現れやすく、免疫力の低下から、風邪もひきやすくなります。秋に重要なのは、肺や全身に潤いを与えること。肺の機能を整え、体に潤いを与える食材を取り入れます。

さんまの炊き込みご飯 秋の味覚さんまとショウガが好相性
 
さんまの炊き込みご飯
  1. 米3合をとぎ、ざるに30分上げる。
  2. 水600㏄にしょうゆ、酒各大2、塩小さじ1/2を加える。
  1. さんま2尾の頭としっぽを切り落とす。背側に切り込みを、また厚みのある背の部分には十字の切り込みを入れる。塩を満遍なく振り、グリルで両面を焼く。焼き上がったら骨と内臓を取り除く。
  2. 土鍋に1.2.3.とショウガ一片分の千切り、ひげ根を焼いて皮付きのまま1cm角に切った長芋1/3本分を入れ、ふたをする。沸騰するまで強めの火で、沸騰したら吹き出ない程度に火を弱め、約12分炊き10分蒸らす。
  3. 炊き上がったご飯をほぐすように混ぜ、器に盛り、小口切りの小ネギを載せる。鍋に油を引き、ニンニク(1片・みじん切り)、タマネギ(1個・くし切り)、トマト(1個・ザク切り)、ニンジン(1/2本・1㌢厚の輪切り)、レンコン(1節・半月切り)、しめじ(1パック・ほぐす)の順に炒める。ひたひたに水を加えて10分煮る。


白きくらげスープ 潤いを与える薬膳でプルプル肌に
 
白きくらげスープ
  1. 白きくらげ10gを戻す(水で約30分戻し、よく洗う。固いところを取り除き、ほぐす)。
  1. 鍋にだし4カップ、酒小2、塩小1/2〜小1、しょうゆ小1を入れ沸騰したら、1.と5cmに 切ったえのき1/2パック、8~12等分のくし型に切ったカブ1個を入れる。カブに火が通るまでコトコトと煮る。
  2. 器に盛り、ゆでたカブの葉と、クコの実3、4粒を散らす。


梨と白きくらげのコンポート 「梨と白きくらげのコンポート」は、秋の薬膳で代表的な美肌デザート
 
梨と白きくらげの
コンポート
  1. 白きくらげ10gを戻し、かぶる位の水で約40分、トロリとするまで煮る。
  1. 蜂蜜大5、皮をむき2cm角ほどに切った梨を加え10分煮て、最後にレモンスライス2枚を入れて冷ます。
  2. 器に盛り、クコの実を飾る。
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