7月に入り、夏も目前になりました。暑くなると欲しくなるのが、冷たいお菓子。その中でもソフトクリームは一番の人気では? 先週3日は日本ソフトクリーム協会が制定した「ソフトクリームの日」でした。今回はソフトクリームの〝王道〟といえる、牧場のソフトクリームを紹介します。また、県内各地にある、ちょっと変わり種の味のソフトクリームも集めてみました。
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鳥のさえずり、そよ風、森の中を歩く子牛を眺めながら森林の時間が楽しめる「森林ノ牧場」。
敷地内に飼われている約25頭の薄茶色をしたジャージー牛は、小柄で大人しく、人懐こいのが特徴。牧場内には直接触れ合いができる場所があり、一頭一頭に耳漂(名札)がついているので子牛の名前を読んで触れ合うのも楽しみ方のひとつです。
光差す開放的な牧場カフェで味わってほしいのが「ジャージー牛のソフトクリーム」(400円)。

牧草地内の草を食べて育つジャージー牛から搾った新鮮な生乳を、その場で加工して届けるソフトクリームは、「濃厚だけど後味はすっきり」。口の中がべとつかず、すっきりとした口当たりは、生乳本来の風味を損なわないようにと、低温でじっくり殺菌することで仕上げる緻密な加工工程によるもの。

今の時期の季節のソフトは、島田農園のルバーブを使った甘酸っぱいルバームジャムをトッピング(プラス150円)したのがお薦めです。

☎0287・77・1340
午前10時~午後4時 木・金曜
(お盆営業)
Ⓟ15台
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緑豊かな湖畔を眺めながら味わう「高原ジャージーソフト」(432円)。自社で飼育するジャージー牛のフレッシュな牛乳を使用。ホルスタイン牛に比べ乳脂肪分が高いジャージー牛乳そのもののおいしさであるコクとミルキー感にあふれたロングセラーです。春からドライブスルー販売もスタートしました。新登場のコーンまで真っ白な「クラウディクリーム」(540円)と併せてどうぞ。
牧場では、ジャージー牛をはじめ羊やアルパカ、アヒルなどさまざまな動物たちと間近で触れ合うことができます。餌あげや子牛のミルクあげ体験、乳牛の乳搾り体験など、じかに触れ合う楽しさを体感できます。レイクビューの入園料は大人1600円、子ども800円。
☎0287・76・3111
※営業時間はお問い合わせを
無休 Ⓟ2000台

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日本でわずか約200頭しか飼育されていないという、希少なガーンジィ種の乳牛で作られた「プレミアムソフトクリーム」(500円)。乳成分が高くコクがありながらクセが少なく濃厚で滑らかな味わいが特徴です。定番の「バニラソフトクリーム」(400円)も昔から変わらぬ味で愛され続けています。今夏はペット用のソフトクリーム(240円)も販売を予定しています。
入場無料、年中無休の観光牧場。ガーンジィゴールデンミルクをはじめとした乳製品の販売、ヤギや羊、ウサギとの触れ合い。乗馬、ニジマス釣り、ソーセージとバター作りやアイスクリーム作り体験なども。自社産牛肉を使ったデミグラスハンバーグや名物「ペロシキ」などグルメも充実。
☎0287・76・2150
午前8時~午後5時半
(季節・天候により変更あり)
無休 Ⓟ約400台

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362㌶、東京ドーム77個分の広大な敷地に約300頭の乳用育成牛を放牧する大笹牧場。標高1300㍍の高所にあり、夏でも涼しい場所です。広い大自然の中で、のんびりゆったりと涼しく過ごせます。
レストハウスでは県内でここにしかいない、全国的にも希少種のブラウンスイス牛の乳から作った「ソフトクリーム」(400円)が味わえます。
ブラウンスイスの乳は、ホルスタインの乳に比べて乳成分が高く、その搾りたて生乳を100%使用したソフトクリームは濃厚でコクがあるのに後味さっぱり。サクサクのコーンがよく合います。
土・日曜、祝日と夏休み期間(7月20日~9月1日)にはアイスクリーム作りや、バター作りも体験できます。
☎0288・97・1116
午前8時45分~午後4時45分
(4~11月)※冬季営業時間あり
(1月4日〜2月末日の水・木曜休)Ⓟ約600台


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血みどろソースに目玉のトッピング…。不気味な見た目の「お化けソフト」(400円)。とちぎ花センターのイベント「密林で肝試し」(8月10~12日、午後6時~同9時)限定のソフトクリームです。各日30個。
ソースや目玉の味や食感は食べた人だけのお楽しみ!
栃木市岩舟町下津原1612
☎0282・55・5775 Ⓟあり
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条件がそろうことで見ることができる幻の滝「おしらじの滝」。陽の当たる角度によって出現する美しいブルーの水面。 そのブルーを再現した「おしらじソフトクリーム」(500円)。淡いブルー色をしたソフトは、矢板市の名産品である完熟りんごの果汁100%のみを使用。
一つで二度おいしい、ミルクソフトとの「おしらじミックス」もお薦めです。
矢板市下伊佐野991の3
☎0287・43・1515
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「甘さを出すには米こうじが一番」と豆乳ソフトクリームに同店特製「日光東照宮献上醤油 譜代相伝」を練りこみ、キャラメルのような甘さに。
さらにソフトの上からもしょうゆをかけ、仕上げに塩谷産の有機大豆きなこをかけるこだわり方。
「豆乳きなこ醤油ソフト」(350円)は、今市店と森友店で味わえます。
【今市店】日光市今市481、☎0288・21・1188
【森友店】日光市森友字北原751、☎0288・21・2188
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さっぱりとした後味、子どもから大人まで人気の「そばソフトクリーム」(300円)。地元で採れたソバ粉を焙煎(ばいせん)して香りを引き出してから原料と混ぜ合わせることで、ソバの香ばしい香りと風味が楽しめます。最後まで飽きがこない甘さのバランスも人気の理由。
濃厚でコクのあるバニラと合わせたミックスもお薦めです。
那須町伊王野459 ☎0287・75・0653
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搾ったままの豆乳とグラニュー糖(てん菜糖)のシロップだけで作る「豆乳ソフトクリーム」(300円)。牛乳アレルギーのお子さんにも食べてほしいので、ミルクも入っていません。
大豆や自然海にがりは、顔の見える仕入れをするなど原料と安心へのこだわり。そんな豆腐店のとっても濃厚なソフトクリームをぜひ味わって。
真岡市飯貝551の5 ☎0285・82・2717
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日光の名物の湯波をソフトクリームで。日光東照宮の入口にある富士屋観光センターの、有機豆乳で作ったソフトクリームでゴマあえ湯波を包み込んだ「ゆばソフト」(350円)。程よい甘さと香ばしいゴマあえ湯波の粒々が広がる、100%植物性のソフトクリームです。
同店のソフトで一番人気。外国の方にも好評のゆばソフトをぜひ。
日光市安川町4の9(西参道・東照宮入口)
☎0288・54・0272
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乳脂肪分の高いミルクのソフトクリームに岩下の新生姜の粉末パウダーを練り込んだ「岩下の新生姜ソフトクリーム」(300円)。ミルクのコクとさわやかなショウガの風味が相まって「濃厚なのにさっぱりと食べられる」と好評です。
みじん切りの岩下の新生姜をトッピング(無料)すればシャキシャキした食感も楽しめます。
栃木市本町1の25
☎0282・20・5533