
豪華にMeat
1年に1度訪れる聖なる夜。家族やお友達とプチ豪華な料理を囲んでクリスマスパーティーはいかがですか? 今回は、牛・豚・鶏肉を使った「とっておきディナー」。県内のオーナーシェフ3人に、家庭で作れるぜいたくなお肉レシピを教えてもらいました。
骨付き豚肉のスペアリブ
|
炊飯器で熱加え、じっくり味付け |

県北からは那須塩原市にある「ウノヤキッチン」オーナーの宇野秀和さんに炊飯器を使いながら3日かけて作る、簡単で豪華なアレンジレシピを教えていただきました。
|
作り方(2人分) |

玉ねぎ40g、ニンニク・ショウガ各1かけ(約6g)を小さく切り、赤ワイン・水各50㏄、濃口しょうゆ・みりん各25㏄、蜂蜜15gとミキサーにかけ、ソースを作る。骨付き豚肉500gに塩・こしょうをふり、表面を焼いてうま味を閉じ込める=写真A。
炊飯器にソースと焼いた豚肉を入れ「保温」ボタンを押す(※炊飯ボタンではない)。目安は7~8時間。
●2日目炊飯器を開け、竹串がスーッと通るか確認。豚肉を炊飯器から取り、ソースごと耐熱用の容器などに移し、粗熱を取る。冷蔵庫で一晩寝かせる。

表面に固まった油を取り除く。豚肉は別の容器などに取り出す。ソース全てを鍋に移し、半分になる程度まで煮詰める。食べる直前に豚肉をレンジで軽く温めてから鍋に入れ、ソースと絡める。好きな野菜と合わせて盛り付け、完成。
(問)ウノヤキッチン
電話番号 0287・53・7188
牛ヒレ肉のポワレバルサミコソース
|
肉厚な存在感・・・
ソースとの調和
|

感激のおいしさと存在感の「牛肉」。手ごろでクリスマスらしい「牛ヒレ肉のポワレバルサミコソース」のレシピを宇都宮市宮園町の「BISTRO SOLEIL(ビストロ ソレイユ)」のオーナーシェフ大島友志さん(37)に教えていただきました。
|
作り方(2人分) |
-
写真B
- 1.の表と裏に塩適量を振り、フライパンにたっぷりのサラダ油を入れて両面をこんがり焼く。
- 200℃のオーブンレンジで3分。裏返して3分焼く。
-
写真C
- アルミホイルに包んで火の近くなど暖かい場所に10~15分置く。
-
オーナーシェフの
大島友志さん - 肉を半分に切り、断面に塩とお好みでこしょうを振る。ゆで野菜とともに、器に格好よく、センスよく盛りつける。
(問)BISTRO SOLEIL
電話番号 028・666・7004
塩釜チキン
|
塩釜を割る・・・、わくわく感も! |

丸鶏を使ってクリスマスのごちそうを子どもと一緒に楽しみながら作ってみませんか。佐野市多田町にある「創作洋料理屋 味彩」のオーナー高橋淳子さんに「塩釜チキン」の作り方を教えていただきました。
|
作り方(5人分) |
- 塩2kgに卵白4個分を入れ、泡立て器で良く混ぜる。
- 鉄板にアルミホイルを敷き、鶏肉のサイズに合わせて1.の塩を1cm厚みで敷く。その上に大き目の葉物野菜(キャベツや白菜など。今回はかき菜を使用)を1、2枚敷く。
- 2.の上に丸鶏(中抜き)2kgをのせ、こしょうを軽くふり鶏の背にローズマリーを置く。
-
写真D
- オーブンに入れ220℃で1時間半焼く。途中で真っ黒になったら、200℃に下げて焼く。
- 塩釜をハンマーで割り、皿に盛って完成。

|
ポイント |
塩の分量は丸鶏の大きさによって調整してください。塩と卵白を混ぜ合わせる時に水っぽいと固まらないので注意。ぎゅっと握って固まるくらいを目安に。塩釜を割る時は、屋外か流し台、下に新聞紙などを敷いて割ってください。
(問)創作洋料理屋 味彩電話番号 0283・62・2602