わたらせ渓谷鐵道で行く ~アスポリポーター体験~

2014/10/15
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わたらせ渓谷鐵道 4月の早春「野岩鉄道の旅」に続き、今回は「わたらせ渓谷鐵道」秋の旅に出掛けました。人気のイベント列車に初乗車、足尾銅山観光、渓谷散策、ご当地グルメと盛りだくさんでお届けします。

●わたらせ渓谷鐵道の樺沢豊社長に聞く見どころ
 −趣向凝らした企画列車も−

 渡良瀬川の渓谷に沿って走る鉄道で、起点から終点の高低差は550㍍。カーブや急こう配、トンネルや鉄橋なども多く変化に富んだ路線です。

 車窓からは四季折々の渓谷美を楽しむことができます。お勧めの絶景ポイントは、川沿いに転がる大きな白御影石を眼下に眺めることができる沢入駅から原向駅の区間。

樺沢社長
樺沢社長

 新緑から紅葉のシーズンは、ガラス窓のないオープンタイプのトロッコ列車が人気を集めます。

 列車を使ったイベントやツアーも年間70回ほど開催しています。鉄道ファンが殺到する「運転士体験」や「子どもトロッコ鉄道教室」、団塊世代に大好評の「うたごえ列車」、普段では立ち入ることができない廃線跡を歩くツアーやフランス料理クリスマス列車など。テーマを絞り、趣向を凝らした企画を数多くご用意して、皆さまのご参加をお待ちしております。

わたらせ渓谷鐵道で行く
38の文化財と錦色の渓谷美
大人気の「うたごえ列車」
大人気の「うたごえ列車」
 出発は桐生駅。「うたごえ列車」に途中まで乗車させていただくことに。懐かしい唱歌や青春ソングをアコーディオンの生演奏に合わせて、40曲以上を大合唱するという人気の企画列車です。ツアーに同行していた樺沢社長は、常連さんから手渡されたクッキーを参加者の皆さんにおすそ分けして回ります。参加者は初対面同士のはずなのに車内はまるで町内会の旅行のようなアットホームな雰囲気です。

 盛り上がる列車をあとに神戸駅で下車。列車の車両を利用したレストランがあることで有名で、名物の「やまと豚弁当」(1030円、オリジナル手ぬぐい付き)は、電話での事前予約が必要。

アテンダントの
アテンダントの籾山愛さん
車内では鉄道グッズを販売。人生のすべり止め「わ鐵のお守り」もあります。
やまと豚弁当
やまと豚弁当 1030円
(オリジナル手ぬぐい付き)
やわらかな肉質、地産地消が自慢のお弁当です。
要予約。
(申)(問)列車のレストラン清流
電話番号0277・97・3681。

足尾銅山観光管理事務所の尾崎聡所長
尾崎聡所長
 次は通洞駅で下車し、歩いて5分ほどの足尾銅山観光へ。ここは「日本一の鉱都」と呼ばれた足尾銅山を紹介する国内最大級の坑内施設です。さすがに一人では心細いので、管理事務所の尾崎聡所長に案内をお願いして発車間際のトロッコ列車に乗り込みました。トロッコは滑り降りるように坑道の中へ。降車場で降りて、坑内のひんやりとした空気を感じながら見学開始。坑道の一部に採掘の様子が年代ごとに等身大の人形で再現されていました。ボタンを押すと人形が動いたり、しゃべったり。かなりリアルに当時の様子が実感できます。
リアルな展示
軽い発破の爆風が伝わってくるリアルな展示
トロッコで坑内へ
トロッコ列車坑内へ
水沼駅温泉センターの露天風呂
水沼駅温泉センターの露天風呂
地元ボランティアの町田功さん、悦子さん夫婦
地元ボランティアの町田功さん、悦子さん夫婦
 通洞から折り返して、温泉のある駅として知られる水沼駅へ。水沼駅温泉センターの神山登代表とともに秋の紅葉の穴場として知られる「古路瀬(こじせ)渓谷」を訪れました。わたらせ渓谷鐵道は各駅に近隣住民が組織するボランティア団体があり、駅やその周辺の清掃、花の植栽、冬のイルミネーションなどの活動を行っているという話を聞いていると、地元ボランティアメンバーの町田功さん(73)、悦子さん(71)夫妻に偶然お会いしました。この日はちょうど彼岸花が満開。「紅葉もとても美しいよ」と、悦子さんはほほ笑みます。

 センターに戻り、新発売の「ギンヒカリ押し寿司」(1000円)を味わい帰路に就きました。

ギンヒカリ押し寿司
ギンヒカリ押し寿司 1000円
桐生川の清流で育ったギンヒカリの上に白板昆布をのせたほんのり甘みのある優しい味わい。しょう油をつけずにそのまま楽しめます。
(問)水沼駅温泉センター
電話番号0277・96・2500。

旅したルート

【わたらせ渓谷鐵道】
   日光市の間藤駅から群馬県の桐生駅まで44・1㌔㍍を結びます。前身の足尾鉄道から数えると全線開通から今年でちょうど100年の歴史を持ちます。明治、大正時代に建設された駅舎や橋梁など沿線の38施設が国の登録有形文化財に指定され、今なお現役として使われ続けています。

 「乗って残そう足尾線」を合言葉にした存続運動の結果、平成元年から第3セクターとして営業しています。

(問)わたらせ渓谷鐵道 電話番号0277・73・2110
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