
感動!
見て、食べて、楽しい「飾り巻き寿司」。運動会や行楽、お祝い事など、華やかな雰囲気に会話も弾みそうです。上手に作るコツは、「完成をイメージして」という那須烏山市食生活改善推進団体連絡協議会会長の石川陽子さん(66)に教えていただきました。

石川陽子さん
那須烏山市食生活改善推進団体連絡協議会会長*3種類全ての材料(各2人分)
酢飯(今回はお米6カップ)、のり、桜でんぶ、紅しょうが、シソの実の漬物、山ゴボウの漬物、薄焼き卵(卵4個。水溶きかたくり粉を入れて焼くと切れにくい)、煮て味付けしたかんぴょう、ゆでたホウレンソウの葉、酢水(手をぬらすのと、巻き寿司を切る際に包丁をぬらして切るときれいに切れる)
● パーツを作る
● 完成をイメージ
● まとめて巻く
巴寿司
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A |
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B |
- のり1/4サイズに酢飯80gをのせる。中央に置いたかんぴょうを芯にして、滴形に巻く。シソの実の漬物、桜でんぶも同様にして3本作る=写真A。
- のり1枚に酢飯200gを薄くのせる(上下を空ける)。3本のパーツを等間隔にのせて=写真B、巻きすを縦位置に持ち替えて一気に巻く。輪ゴムでとめておく(ほかの巻き寿司も同様に)。
クマちゃん
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C |
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D |
- 鼻のパーツを作る。のりの1/4サイズの薄焼き卵に酢飯100gを薄くのせ(上下は空ける)、中央に山ゴボウの漬物をぐっと押し込み、巻く。
- 目を作る。1/8サイズののりにかんぴょうを入れて巻く。2本作る。
- 耳を作る。1/6サイズののりにピンクの酢飯20gを薄くのせて巻く。2本作る。
- 顔を作る。のり1枚にピンクの酢飯200gを薄くのせ、中央に2.を3cm間隔でのせる。目と目の間を埋めるようにピンクの酢飯を少しのせ、1.をのせて=写真C=巻く。
- のり1枚に酢飯300gをのせる(上下を空ける)。中央に間隔を空けて3.をのせ、間に酢飯を少しのせる。その上に4.をのせて=写真D=巻きすを縦位置に持ち替えて左右から寄せながら合わせる。
バラ
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E |
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F |
- 酢飯80gに桜でんぶを混ぜてピンクの酢飯を作る。
- 巻きすの上に薄焼き卵を2枚、2cmほど重ねて、ピンクの酢飯をぱらぱらと置き、紅しょうがを多めに散らす=写真E。巻きすで渦巻きを作るように巻いて輪ゴムでとめ、5~10分落ち着かせる。
- 巻きすの上にのりを置いて酢飯300gをのせ(上部は空けておく)、丸箸で手前に1本、5cmほど間をおいて向こうに2本の溝を作る=写真F。
- 手前の溝に1/6サイズののり、2本の溝に渡るように1/4サイズを置き、3本の溝に合わせてホウレンソウの葉を並べる。
- 中央に2.を置き、巻きすを縦位置に持ち替えて左右から寄せながら合わせ=写真G、合わせ目に酢飯やのりを補ってしっかりと巻き込む。