久々にアルバムを開いてみたら大切な写真が色あせていたり、いつ撮影したのかわからなくなってしまっていたり…。そんな経験はありませんか?「スクラップブッキング」は思い出の写真を専用のペーパーに貼り、ステッカーやリボンなどで飾りつけ、メッセージを添えて作る手作りアルバムです。テーマを決めて選んだ写真を①貼る②飾る③添える—この3つを基本に誰でも簡単に作れます。夏休みの思い出作りの一つとして、お子さんと一緒に作るのもおススメです。
★準備するもの
写真の劣化、作品の色あせを防ぎ、長期保存を可能にするため、用いる材料は「酸」を含まないスクラップブッキング専用「アシッドフリー」製品を使います。
●写真1枚(お店プリント)、アシッドフリー水色紙・青色紙・濃青色紙を1枚ずつ(一般に売られている紙は12㌅で約30㌢×30㌢)・文字入りの紙1枚・ペン・のり、はさみ(先が細いクラフト用)、定規、筆記用具
★作り方
①台紙になる部分の水色紙6㌅(約15㌢×15㌢)になるよう4分の大きさに切る。
②写真の下に入る青色紙の角に写真載せて、写真から1㌢外側にラインを取り、それに沿って切る。
③一度真ん中に写真を置いて周りに5㍉程度の縁が出来上がるか確認する。
④①と同様に濃青色紙を同じく4分の1に切り、おおよそ3分の1の高さのところから鉛筆で波を書き、それをはさみで切る。
⑤文字入り紙使いたいれたい文字を探して、組み合わせを考えながら切り抜く。
⑥水色紙の切り余った部分でしずくをお好みの大きさに切る。
⑦水色紙と青色紙の余っている部分を切り抜き、ジャーナル(日付や思い出のコメントを添える。)
⑧全て台紙の上に置いてみて、バランスを確認できたら下から順に貼りつける
⑨専用のクリアケースや額に入れて出来上がり。
★応用・アレンジ方法
スタンプ・ステッカー・テンプレートなどを使って空いたスペースに飾りつけをすると、より、完成度が上がります。
★ワンポイントアドバイス
「テーマ」を決める。例えば「夏祭り」・「家族旅行」など。
本やHPの作品集から色合いや雰囲気をみて、自分が作りたいイメージを想像。
台紙の色選びに悩んだら同系色(寒色・暖色)のものを選ぶ。
作品を作る過程も楽しみながら仕上げる。
【協力】
根橋尚子さん
電話0287・54・0309。