Interview  ドッグトレーナー 平野恵理子さん

2017/11/1
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平野恵理子(ひらの・えりこ)
1961年、茨城県古河市生まれ。大学卒業後、法律事務所勤務、予備校講師を経て犬のしつけ方教室「DOGGY GARDEN」を主宰。大学、専門学校の非常勤講師も務める。1997年、公益社団法人日本動物病院協会認定家庭犬しつけ方インストラクター取得。2011年、米国カレンプライヤーアカデミー認定トレーニングインストラクター取得。

  ワン、ワン、ワン! 今日11月1日は、社団法人ペットフード協会が制定した「犬の日」です。「人と犬とが共に幸せに暮らす」社会の実現のために。公益社団法人日本動物病院協会(JAHA)認定家庭犬しつけ方インストラクターとして20年、真岡市の平野恵理子さんは飼い主にしつけやトレーニングの方法を教えています。
県内外の動物病院などでしつけ方教室を開いている平野さんにドッグトレーナーとしての思いや今後の抱負などをお聞きしました。

しつけ

犬にも人にも楽しく!優しく!

ドッグトレーナーになったきっかけは。
   子どもの頃から犬が大好きでしたが、知人から犬を譲ってもらい、散歩に行くと他の人や犬にほえてしまって、困ってしまったんです。どこかでしつけを教えてほしいと探していたら、褒めてトレーニングする新しい方法に出会いました。そこで、「勉強してみない?」と言われ、学んだのがJAHAの講座でした。

当初は自分の犬がいい子になれば良いと思っていました。しかし、犬のしつけの方法で困っている人がたくさんいる。養成講座で知り合った獣医師の先生方に言われ、「犬にも人にも楽しく優しいしつけの方法」を発信してく場を与えていただけ、 受け取るだけの側から発信もする側へと気持ちも傾いてきました。

どんなふうに仕事をしていますか。
 私は犬ではなく、飼い主さんに指導をします。自宅でもしつけ方教室を開いていますが、主に動物病院です。宇都宮市の田村動物病院、県外ですが前橋市のかすかわ動物病院で定期的にレッスンしています。県動物愛護センターの譲渡犬対象のしつけ方講師もしています。
  教室は段階ごとにクラスがあり、子犬は別クラスです。人や犬などいろいろな刺激に慣れる「社会化」トレーニングと褒美を使ったしつけ方の基本を学ぶ初級クラスからインストラクターを目指すスキルアップコースまであります。レッスンは5回シリーズで、1回50分です。5回終わったら、修了証を出します。


かすかわ動物病院(前橋市)で開催されているしつけ方教室「FrogTail(かえるのしっぽ)」。トレーニングは個性を生かして楽しく!
ドッグトレーナーとして一番に大切にしていることは。
 「犬と人が楽しく!」がモットー。犬、飼い主、周囲の人の「三者の安全」があって、褒めて楽しくしつけをすることです。
ですから、犬も飼い主さんも叱ることはありません。犬も人間も厳しく叱ってもやらないですよね。犬にやってほしいことを明確にして、飼い主さんのことも褒めながら、犬の性格に合ったしつけ方を実践しています。

苦労したことやうれしかったことは。
  どちらもたくさんありますが、苦労することは、飼い主さんの意識を変えることが大変な時があります。でも、そうしないと犬は変わりません。 ある時、「シェパードだけどほえない」と言う飼い主さんがいました。番犬のトレーニングをしているわけではありません。
うれしいのは、犬が何かを出来た時に飼い主さんがすごく褒めている姿を見た時です。家族の一員として、擬人化したりせず、きちんと「犬」として尊重して理解していることが大切です。

今後の抱負は。
  一匹でも幸せな動物が増えることを願っています。最後の最後までみと ることが幸せです。犬を手放す時に「やむを得ない事情が」と言いますが、本当にやむを得ない事情なのか。 散歩が面倒など、犬を飼うことが負担になってしまいます。「犬の散歩」と「犬と散歩」。1字の違いですが、大きな違いです。リードで手をつないでいる感覚を大切にしてほしいと思います。最初に「保護者と子どもになってください」と話します。しつけをすることで、犬と生活する負担が解消されて飼い主さんが犬をコントロールできたらいいなと思います。


メ モ

(問)平野さん☎090・2744・2988
メール bowwowchip@nifty.com


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