Interview 日光アイスバックスレディース選手兼任コーチ 藤沢智子さん

2017/1/11
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藤沢智子(ふじさわ・ともこ)
1983年、北海道生まれ。日光市在住。9歳からアイスホッケーを始める。世界選手権8回、冬季アジア大会3回出場。日本代表に選出され、2004年にトリノ、10年にバンクーバー両オリンピック予選を経験。13年のソチオリンピック予選第一戦のノルウェー戦では、決勝ゴールを決めるなどし、4大会ぶりのオリンピック出場に貢献した。昨年7月から日光アイスバックスレディース選手兼任コーチ。ポジションはフォワード。

  昨年7月、プロアイスホッケーチームのH.C.栃木日光アイスバックスの傘下入りが決まった、県内唯一の女子アイスホッケーチーム「日光アイスバックスレディース」。現在、県内の中高生、社会人など17人が在籍しています。

 「これまでの知識や経験を若い選手たちに伝え、県の女子アイスホッケーを牽引してもらいたい」と、同チームの選手兼任コーチに招かれた、2014年ソチ冬季五輪代表の藤沢(旧姓・坂上)智子さんに、これまでの歩みやチームに対する思い、今後の目標などをお聞きしました。

プレーと指導で
勝利に導く

アイスホッケーを始めたきっかけは。
   生まれ育った北海道という土地柄、家の近くの公園にスケートリンクがあったので、3歳からスケートをやっていました。その後、氷上ならではのスピード感があるアイスホッケーに魅力を感じ、小学3年生からアイスホッケー同好会でプレーを始めました。

バックスレディースの選手兼任コーチに招かれたいきさつは。
   夫(日光アイスバックスOB、前アイスホッケー女子日本代表監督の藤沢悌史さん)と結婚し、昨年6月から日光在住となりました。ちょうどその頃、元チームメートからバックスレディースの話を聞き、「誰かコーチになれる人はいないかな」という話になり、その場で指をさされたのが自分でした(笑)。これから先は趣味としてアイスホッケーをやっていこうかと思っていたのですが、第一線を離れてからもどこかで「もう一度ちゃんとアイスホッケーをやりたい」という思いがあり、また「チームを再建する」ということが、自分の勉強になり、さらにはやりがいにもなると思い、引き受けることにしました。

氷上では男子と変わらない激しいプレーも

実際にバックスレディースと向き合って感じたことは。
   これまで強豪チームで戦ってきた自分にとって、「今まで何も考えずにやってきたのか」と思うほど、アイスホッケーに対する姿勢が甘いと感じました。まずは練習にしっかり参加すること、真剣に戦いに挑むことの大切さ、そして勝つことの喜びをしっかり伝えていかなくてはと感じました。

現在はどんな練習をしていますか。
   プレーヤーで約6キロ、ゴールキーパーで約15㌔の重さの防具を付け氷上で戦うので、まずは体力作りをしっかり行っています。陸上ではインターバルトレーニングやウエイトトレーニング、リンクではスケーティングや攻守のテクニックなど基本の練習を大切にし、戦う姿勢に慣れるようにしています。

「チーム全員で強くなって勝ちたい」と藤沢さん
「藤沢コーチはいつでも選手一人ひとりに真剣に向き合ってくれます」と、小平百香主将(写真右)。共にチームの雰囲気を明るく盛り上げている

昨年10月に行われた「第5回軽井沢レディ—スアイスホッケ—大会」が、藤沢さんにとって、バックスレディースでのデビュー戦になりましたね。
   今までは、国内屈指の強豪チームがそろう「全日本女子Aグループ(1部)」でプレーしてきましたが、今回は初めて、その下の(現在チームが所属する)「Bグループ(2部)」での試合でした。Aグループには、それぞれのチームに日本代表などの強豪メンバーがいたので、個人プレーで勝てていた部分が多かった気がしますが、Bグループで勝つためには、チームプレーで戦うこと、チーム全員が強くならなくてはいけないのだと思い知らされました。

2017年の目標は。
   チームとしてまずは、来月日光市で開催される「第21回全日本女子アイスホッケー選手権(B)」で優勝し、1部に昇格すること。これは何年かかっても、絶対に実現したいと思っています。昇格できたら、ずっと1部で戦い続けられるチームになることも目標です。個人としては、コーチとして、一人ひとりが成長していけるよう指導を続けること、そしてこのチームになって改めて気が付いた「全員が一丸となって勝つことの楽しさ」を、選手として存分に味わいたいと思っています。

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