県内10の食の街道を巡る県主催のツアー「食の街道をゆけ!とちぎ田舎の歩き方」が7月から11月まで、全9回の日程で開催されます。各街道の食や農村風景をウォーキングやバスなどで巡るツアー。各街道ツアーの様子を紹介します。
『日光例幣使そば街道編』
“ウォーキング”
実りの秋 ナス、ニラ収穫
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栄養満点のニラの香りが漂うハウス内で収穫を体験 |
「日光例幣使そば街道編」は秋日和の下、小学生から80代まで95人が参加し、田舎の歩き方ツアー最長の13・5㌔のウオーキングを楽しみました。
日光だいや川公園をスタート後、今市用水円筒分水井を見学。杉並木の中を通り抜け、向かった地元の酒蔵・渡邊佐平商店では、渡邊社長が披露してくれた仕込み歌に耳を傾けました。
日光ストロベリーパークでは、日光連山の清らかで豊かな水が育む農作物について話を聞いた後、秋ナスやニラの収穫を体験、秋の実りを実感しました。大谷川沿いを歩いていると、すぐ頭上の高架橋を通過する東武鉄道の特急「スペーシア」に遭遇する幸運も。
家族と参加した鹿沼市の島田幸さん(40)は、3歳の息子を背負ってゴール。「最高ですね。楽しかったです」とすがすがしい表情を見せていました。
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今回は、田舎の歩き方ツアー最長の13.5㌔☆ 爽やかな笑顔で日光だいや川公園をスタート! |
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最初の見学スポット「今市用水円筒分水井」 |
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全国でも貴重な歴史的建造施設として、農業用水や水道用水に利用されていることなど、詳しい説明を聞きました。 |
↓そして、いよいよ杉並木へと入って行きます。
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ちょっと歩くと汗ばむような陽気もあり、涼しさが気持ちいい杉並木の木陰。宇都宮市と高根沢町から参加したという女性2人組も「涼しい~」と笑顔。 |
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歴史に思いをはせながら杉木立の中を通り抜けて向かった先は、地元の酒蔵 「渡邊佐平商店」 |
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仕込み水の試飲 | 仕込み蔵の中。渡邊社長が披露してくれた仕込み歌に耳を傾ける場面も |
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自慢のお酒を試飲 |

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ほっと一休み |

宇都宮市宝木の柴田真弘さん(69)は「初めて歩くコースなので参加しました。田園風景が大好きなので、楽しみにしてました。稲穂の垂れ下がった感じがきれいですね」と話してくれました。
体験を楽しんだ後は、大谷川沿いを歩きゴールの日光だいや川公園を目指します。
参加者から「がんばろう!」の声。力強い掛け声が、みんなにパワーを与えてくれます。
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その途中、今回のかくれスポット♪ 東武鉄道「大谷向駅」すぐそばの高架橋。すぐ頭上を通過する特急「スペーシア」に遭遇する幸運も。 |
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そして、祝・ゴール!! 長い道のり、全員完歩です。「疲れたけれど、楽しかったです」とみなさん充実の様子。心地よい汗の後に、すがすがしい笑顔がたくさん輝いていました☆ |
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お疲れさまです! |
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愛犬の「アッシュくん」も一緒にゴール! |