県内10の食の街道を巡る県主催のツアー「食の街道をゆけ!とちぎ田舎の歩き方」が7月から11月まで、全9回の日程で開催されます。各街道の食や農村風景をウォーキングやバスなどで巡るツアー。各街道ツアーの様子を紹介します。
『歴史とロマンのかんぴょう街道編』
“ウォーキング”
いにしえの道 夕顔ごろん
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道の駅では「しもつけかんぴょうまつり」も楽しみました |
7月25日の「歴史とロマンのかんぴょう街道編」には、小学生から70代の87人が参加。厳しい暑さの中、約9.6㌔を歩きました。
午前9時、とちまるくんに見送られて、下野市ふれあい館を出発。田園の中の道を歩いて、下野薬師寺跡、六角堂、安国寺など歴史エリアへ。薬師寺歴史館では、日本三戒壇一つ、下野薬師寺の歴史などの解説を聞き、屋上デッキからの眺望も楽しみました。収穫期のかんぴょう畑では、大きく実った夕顔の実を珍しそうに眺めたり、写真を撮る参加者の姿も見られました。「しもつけかんぴょうまつり」が開催されていた道の駅しもつけで休憩。かんぴょう料理の無料配布、夕顔の実の重さ当てなど、イベントも自由に楽しんだ後、各自のペースでゴールのふるさと館を目指しました。
両親と参加した宇都宮市の松永黎くん(8)は、「疲れたけれど、楽しかった。夕顔の実が大きかった」と笑顔で話していました。
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応援に駆け付けた、とちまるくん | 午前9時、下野市ふれあい館をスタート! | |
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田園の一本道を、各自のペースで歩きます |
のどかな景色が広がるウォーキングコース |
↓
下野薬師寺復元回廊周辺を歩き、最初の休憩ポイント「下野薬師寺歴史館」へ。
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最初の見どころ、歴史エリアを歩く | 国指定史跡「下野薬師寺跡」 |
同館では、歴史ボランティアの杉谷一男さんに下野薬師寺の歴史についてのお話を聞いた後、かくれスポットの屋上デッキへ。
下野薬師寺跡や周辺の景色を望み、しばしリフレッシュしました。

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もうひとつのお楽しみ、かんぴょう畑を見学しながら歩きます |

かんぴょう(夕顔の実)を初めてみた参加者は「わー大きい」と歓声をあげ、記念写真を撮る人も。

最後の休憩スポット道の駅しもつけへ
真岡市、益子町から参加の40~50代の女性3人グループは「道の駅のグルメも楽しみ。歩いて、食べて下野市を満喫したい」と笑顔。会場では、下野市制施行10周年記「しもつけかんぴょうまつり」が開催されていました。かんぴょうむき体験、ステージイベント、地元の食や物産品の紹介コーナーなど大勢の来場者で賑わっていました。
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かんぴょうむき体験 | かんぴょうの卵とじスープ |
かんぴょう料理の無料配布 地元のお母さんたちが作った「かんぴょうの卵とじスープ」「かんぴょう入り五目ごはん」の無料配布は、参加者にも大好評。家族4人で仲良くスープを味わう姿も見られました。
イベントや飲食、ショッピングを自由に楽しんだあと、各自、ゴールの下野市ふれあい館を目指しました。