思い出の光景再び
サナギが金色。生まれて初めて目にしたのは、二十数年前のこと。次男が大名旅行をプレゼントしてくれて、沖縄の旅のことだった。次男の頭上にまるで帽子をかぶっているかのようにオオゴマダラのチョウがとまっていた。その光景はまるで夢の世界。
12月1日付の「師走点描」に、なんと真岡井頭公園でも見られる。早速、車を走らせ、感激を味わってきた。
その日は市のマラソン大会で、遠回りし、二時間余かかって到着。小規模ではあったが、その神秘的な輝きは黄金のサナギツリーそのものだった。
宇都宮市・半田江津子