「隣組」との交流
私の隣組では以前子どもたちと一緒に旅行したが、子育てを終えいつのまにか交流がなくなってしまった。隣組長交代の時は全員が集まり冠婚葬祭などについて話し合った。それも無くなってしまった。残念ながら昔のような「向こう三軒両隣」はないに等しい。
私は回覧板を届ける時、必ず声を掛けるようにしている。1人暮らしだが出掛けることが多い。旅行で数日留守にする時は、そのむねのメモを組長さんに届けている。組長さんは回覧の内容を知らせてくれる。こうでもしないと隣組の意味がない。
いざという時、遠くの親戚より近くの他人という言葉は今は通用しないのか。寂しい気がする。
足利市・加藤喜一