心支える言葉を…
84歳の義母の介護生活も、はや4年。手探りのまま、あっという間に過ぎました。同居で元気な時から良く知っているため、認知症でできない事が増えてくるのを受け入れるのは、簡単ではありませんでした。
病人に良い環境なら進行が遅いなんて情報に反省しきりでしたが、ある時ふと考えたのです。「自分も含めてみんな老化するのよね。私もできない事が増えたし~。それは止められないし、自然にしよう。私がイライラしてもしようがないわ」と。
介護に携わる皆さん、そうでない方も、超高齢化時代ですから、自分は関係ないと思わずに、ぜひ「いつもありがとう」とお声を掛けてあげてくださいね。介護者は、心を支えてくれる言葉を待っていますよ。
宇都宮市・コロちゃん