少し遅れましたが、皆さん、明けましておめでとうございます。今年もアスポをよろしくお願いします。

さて、年末年始はいかがお過ごしでしたか? 故郷に帰省していた方も多いのではないでしょうか。今回のアスポは、県内で味わえる北海道から沖縄まで、全国各地の郷土料理をご紹介。懐かしい故郷の味かもしれませんし、訪れたことのない土地の未知の味かもしれません。おせち料理を楽しんだ後は、違った土地の味はいかがでしょう。

 

日本列島北から南  ご当地の味に舌鼓

 

積丹 (大田原) 北海道・石狩鍋 

「鮮度の良いものを味わってほしい」と料理長・館田光宏さんえりすぐりの品々が味わえます
 

 大田原市に店を構えて30年。北海道の食材をできるだけ使った料理を提供し、地元のみならず、市内外の方から愛され続ける名店です。
 郷土料理「石狩鍋」はサケと冬野菜をたっぷり入れ、みそ仕立てでまろやか、この時期だけ味わえる冬季限定の逸品(1人前1200円)です。また、北海道の産地指定農園からジャガイモを取り寄せて作る「じゃがバター」は一度食べたら忘れられない味になるほどの絶品。ランチは800円から、夜は単品メニューのほか、北海道の味覚が楽しめる料理長お任せコースが3000円から。昼夜どちらも予約がお勧め。

店内の一角。カウンターのほか、座敷席も充実

大田原市中央1の7の5
☎0287・23・7363
午前11時半~午後1時半(平日のみ)、午後5時半から 
日曜休(応相談で営業) 

Ⓟ近くに立体駐車場あり(2時間無料)
 

 

 


和伊寿  (佐野)  沖縄 ・沖縄そば膳

お得なランチ「沖縄そば膳」(1000円)。宴会もお勧め。料理9品2500円から。飲み放題は4000円から
 

 店主の泉義之さん(63)は横浜出身。沖縄で開催された海洋博に足を運んだことがきっかけで、すっかり沖縄に魅了され、そのまま沖縄のホテルの仕事に就き、手伝いで入った厨房で料理の技を身に付けました。
 沖縄の名物料理がそろうお得なランチセットメニューが充実。プレミアセットは4種類。中でもお勧めは「沖縄そば膳」(1000円)。沖縄そば、海ぶどうサラダ、ミミガー、ジーマミー豆腐、アンダンスーむすび、もずく酢、ドリンク付きでボリュームも満点です。

  店主の泉義之さん

佐野市富岡町1350の1
☎0283・20・5266
午前11時半~午後1時半、午後5時半~同11時(OS午後10時)
日曜休(祝日はランチ休み)
Ⓟ15台
 

 

 


青森うまいもんや ねぶた本郷店 (小山)  青森・八戸せんべい汁

       「八戸せんべい汁」

 八戸港直送の魚や青森の郷土料理が味わえます。鶏や野菜のうま味としょうゆベースの鍋に南部せんべいを割って入れる「八戸せんべい汁」(1人前1300円、2人前から)。定番しょうゆ味のほか、豆乳ベースも人気。
 「青森の地酒もお薦め。青森のうまいもんを楽しんで」と青森出身の店主の林満弘さん(48)。大畑産の海峡サーモン刺、みそ貝焼き、十和田産馬刺、青森シャモロックのねぎ間(木・金曜限定)、青森牛のハンバーグなど、お酒も

 ねぶた絵が飾られている店内
   「十和田産馬刺」

ご飯も進みそうなメニューが豊富です。

小山市本郷町2の7の58
☎0285・22・7255
午後6時~午後11時(金・土曜は午前0時まで)
日曜休(連休の場合は最終日休み)
Ⓟ12台
 

 

深雪茶寮 (宇都宮)   北信州・取り回し鉢

 

北信州野沢温泉で料理長として10年以上腕を振るった店主・齋藤淳さん(52)が、素朴ながらも手間暇かけて伝える「取り回し鉢」。江戸時代から続く祝膳料理です。
 大鉢や大皿に盛った「いもなます」「きくらげ山家煮」などの郷土料理を長老から順に回し、好きな物を取り分けます。大鉢が何度も人々の間を行き交うことからその名がつきました。また、飯山管内で限定生産される豚肉「深雪ポーク」のしゃぶしゃぶやトンテキも絶品。豚肉の概念が変わります。

野沢温泉をはじめ東京や京都、金沢の名店で腕を振るってきた店主の齋藤淳さん
 
「深雪ポークしゃぶしゃぶ」(2人前)と「深雪ポークトンテキ」
 

宇都宮市下戸祭1の12の7 サンハイツ大渕Ⅱ棟1階E号室
☎028・622・5553 午前11時半~午後2時(OS)、午後6時~同10時(OS)
不定休 Ⓟ共有20台※来店の際はできるだけ予約を

 


京料理とおばんざいの店 ひなた  (芳賀)  京都・ 松花堂

季節の彩りを味わえるような「松花堂」(要予約。3240円)
 

 地元の旬の食材と京都から取り寄せる生麩(ふ)や京漬物、サンショウの実などを使って丁寧に作られる料理に京都の伝統を感じます。京都で7年の修業経験を持つ店主の川上雅史さん(42)が楽しませてくれる雅な京料理と日常愛されてきたおばんざいの数々。
 中でも季節の豆富や美しい八寸を堪能できる「松花堂」(3240円から。要予約)がお薦めです。夜は、思わず飲みたくなるような一品料理も魅力です。ぜひ、地酒や焼酎とご一緒に京料理の世界を味わって。

 

「気軽に味わってほしい」と話す店主の川上雅史さん
 

 

 

芳賀町下高根沢3932の404
☎028・678・8486
午前11時半~午後2時(OS)、午後6時~同9時半(OS)
※夜の入店は午後9時まで。日曜の夜は予約制
不定休 Ⓟ10台

 

ながさき (宇都宮) 長崎・ちゃんぽん

コラーゲンたっぷりのスープ「長崎ちゃんぽん」(900円)

 店を構えて30年。長崎出身の菊池敬一さん(77)と妻の雅子さん(76)が切り盛りする店。お勧めは「長崎ちゃんぽん」(900円)。鶏ガラと豚骨で1日半煮たスープは、うま味たっぷりでもさらりとした後味が自慢。中華街で育った友人たちからかき集めたレシピをいいとこ取りし、さらに工夫を加えた逸品。                    壱岐島の麦焼酎をはじめ焼酎は80種類。揚物ハトシ、山ウニとうふ、アゴ、クジラ料理などお酒が進むメニューも豊富。宴会料理は2000円から、※20人で貸し切り。

2人とも長崎県出身の菊池敬一さん、雅子さん夫妻

宇都宮市江野町5の9篠原ビルB1階           ☎028・639・2222               土・日曜、祝日は正午~午後3時、火~金は午後午後5時半~同11時(OS午後10時半)              月曜休 Ⓟなし(近くに有料駐車場あり)

 


奄美んちゅ ( 那須塩原)  奄美大島・鶏飯

奄美大島の郷土料理、コラーゲンたっぷりの「鶏飯」
 

 寒さの厳しい県北で、温暖な奄美大島の郷土料理が味わえます。料理長の川畑卓也さん(27)の父、恵(めぐみ)さんが同島の出身ということもあり、郷土料理の「鶏飯(けいはん)」(1000円)をはじめ珍しい島料理を提供しています。
 ぶつ切りにした鶏と乾物だけで煮出したスープをご飯にかけていただく鶏飯は、美容にもおなかにもうれしい一品。錦糸卵、しいたけ、紅ショウガなどの付け合せが鍵です。
 川畑さんは「手間暇かけた鶏ベースのスープを味わって」と話します。

ハブ酒を持つ、料理長の川畑卓也さん

那須塩原市一区町315の113
☎0287・47・7220
午前11時半~午後1時45分(OS)、午後5時~同10時45分(OS)
月曜休 Ⓟあり