「禁煙に遅すぎることない」 治療12週で約7割成功

2013/6/17
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—喫煙が健康に悪いと分かっていても、なかなかやめられない人が多いようです。

 たばこには、大麻やマリフアナなどに匹敵する依存性があるんです。このため、「ニコチン依存症」という精神疾患の病名がつき、健康保険で治療ができるようになっています。一人での禁煙はなかなか難しいと思うので、気軽に医療機関を利用してほしいですね。

 
—禁煙外来ではどのような治療を行っていますか。

 現在は、従来のニコチンガムやニコチンパッチより効率の良い禁煙補助薬があります。加えて、我慢してやる禁煙は長続きしないので、まずたばこを嫌いになってもらうことが重要です。喫煙が肺がんなど全身のあらゆる疾患のリスクとなっていること、受動喫煙で家族の健康も損なわれていることを、ビデオなどで正しく理解してもらうようにしています。これまで薬をきちんと服用しながら12週間治療を続けた結果、6、7割の方は禁煙に成功しました。

—禁煙のためのアドバイスをお願いします。

 日本呼吸器学会では、肺機能の老化を年齢に置き換えて表示する「肺年齢」を使って、禁煙を呼びかけています。喫煙を続けていると、例えば実年齢は40歳なのに肺年齢が「70歳」ということもある。肺機能が低下しているということは、全身がむしばまれているということですから。

 たばこを吸いたくなったら、ぜひ一本吸うごとに血管が動脈硬化で詰まっていき、心筋梗塞など重篤な疾病に近づいていると想像してください。逆に、たばこをやめれば肺機能の年次的な低下率が緩やかになるなど、メリットがあるのは間違いありません。禁煙するのに遅すぎるということはないのです。

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