愛好家が打つ〝地元〟の味

 かつての関谷郷土資料館を改修し、2020年にオープンしたそば店。NPO法人「関谷もみじの郷」が運営しています。
 人気は「天もりそば」(1300円)。石臼挽きの手打ちそばは、地元「箒根蕎麦愛好会」のメンバーが毎朝打ちます。そば粉1㌔に対してつなぎ200㌘の「外二」の割合。ソバの香りと甘みが口の中に広がります。天ぷらは、「アグリパル塩原」で仕入れた地元産の季節の野菜を使った5~6種の盛り合わせ。オリジナルの「蕎麦粉塩」でサクサクの天ぷらを味わって。この冬から登場した「田舎けんちんそば」(1200円、土日のみ)もお薦め。また木曜は10食限定で「極み十割そば」が楽しめます。同法人理事長の大橋裕嗣さん(72)は「地元のメンバーと、地元の旬の素材を使い、今後も地元にこだわって続けていきたいです」と話します。 (t)