

矢板市が若者たちの交流の輪(ハッピーチェーン)を広め、同市に関心のある若者を育成し活動してもらうことを目的に実施している「矢板市未来づくりプロジェクト やいたde ハッピーチェーン」。その最終回となる第3弾の「やいたdeクッキング」が12月10日に開催されました。
|
|
やいたdeクッキング |
この日は宇都宮市のIFC調理師専門学校で開催され、矢板市の食材を使用した料理講習会に市内外の男性24人、女性14人が参加しました。特産品・食材に関する講義
矢板市出身で「やいた未来づくりプロジェクト」のプロジェクトリーダー・宇都宮ブリッツェンフェアリー自転車競技部の高坂美歩さんが司会進行を務め、「料理はコミュニケーションです」と笑顔で挨拶しました。続いて、同校の福田信夫副校長が特産品・食材などに関する講義を行いました。まず、特産品の「矢板たかはら米」、地鶏の「美しゃも」、リンゴ(サンフジ)について触れ、
料理講習会のメニュー「フライパンで作る! 矢板たかはら米と美しゃものパエリア」と「矢板のりんごのキャラメリゼアイスクリーム添え」について説明しました。
さらに、春夏秋冬の旬のものや「五味」と言って甘味や苦味、うま味など五つの味があることを説明し、「味を知るということは、五覚(五感)を使って感じること。五感をもって食べることでおいしさも変わってきます」と話しました。料理講習(調理)
班分けをし、料理講習会を開始しました。各自持参のエプロンを着用すると、男性たちのエプロン姿に会場の雰囲気も和やかに。福田副校長によるデモンストレーションの後、四つの班に分かれて調理スタート。すると、実習室内は食欲をそそる香りに包まれ、参加者たちの笑顔が輝いていました。〝料理男子〟の活躍も見られ、各班とも手際良く料理を完成させました。
|
|
||
|
|
試食会
お待ちかねの試食会では、力を合わせて作った料理にたくさんの笑顔があふれていました。那須塩原市の男性(19)は「お菓子作りが趣味なので、その経験を生かせたのかなと思います」、矢板市の女性(24)は「みんなで作ると楽しい。美しゃもは身が締まっていて、
うま味が凝縮されている感じです」と話していました。アトラクションのたかはら米計量ゲームも盛り上がり、最後の後片付けでもチームワークを発揮していました。

ポストする













