身近なのに知らなかった「ひと」「もの」「こと」。そんな再発見や新発見を求め月1回、アスポリポーターが独自の視点と興味を持って県内を巡ります。(第25回目)
寒中お見舞い申し上げます。
新春にふさわしく、2018年最初のプチ旅は、さらなるアスポのご愛読、そして読者の皆さんと自分の幸運を祈願して「上三川七福神」巡りへ。
さて、どの神様から会いに行こうか? お勧めの回り方は「石橋駅方面からの方は西念寺からスタート。新4号国道方面からの方は長泉寺からスタート」というルートを参考に、西念寺から巡ることにしました。
真冬の寒さが身に染みますが、澄み渡る空
気のように己の心も清く。そう思い込むと、とっても御利益があるような気がしてきました。御朱印を頂く色紙を手に、「寿老人」「毘沙門天」「弁財天」など、七つのお寺を巡ると、それぞれの雰囲気に癒やされたり、心を洗われたり…。
それでは、上三川七福神だよ! 全員集合!!
▪七福神の由来▪ 日本の福神信仰は鎌倉時代ころから庶民の間に広まり、江戸時代になって七福神信仰が始められました。インドの三神「毘沙門天」「大黒天」「弁財天」と中国の「寿老人」「福禄寿」「布袋尊」、これに日本固有の神「恵比寿」が加わって七福神となりました。七福神巡りは、七難即滅・七福即生極まりなしと言われています。
西念寺
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まずは西念寺(❶)。長寿の願いをかなえてくれる「寿老人」が境内の一角に祭られています。上三川七福神霊場会会長の久松良栄住職の妻
トミさんに参拝の仕方を教わり、色紙(500円)に御朱印(200円)を頂いて初めての七福神巡りがスタート!初御朱印! 西念寺の寿老人と住職の妻トミさんを記念撮影(写真:右)
西念寺
上三川町多功1841
☎0285・53・0826
宝光院
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車で2分の宝光院(❷)へ。
恵比須顔とはこのこと! 思わず、あのビールのラベルが頭をよぎりましたが、にこやかなお顔の「恵比寿」に手を合わせ、見つめた瞬間私も笑ってしまいました。さすが、商売繁盛、災厄消除、豊かな食糧を恵み、福徳円満、健康長寿の御利益がある福の神です。
宝光院
上三川町多功1888
☎0285・53・0382
見性寺
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見性寺
上三川町多功1548
☎0285・53・0808
延命院
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田川沿いの延命院(❹)までは車で5分。簗城の祈願寺として建立された歴史を持つ延命院では、福徳円満、無尽蔵の智慧と宝物、福運大願成就をかなえてくれる「布袋尊」とご対面。
愛嬌(あいきょう)のあるお顔と体型に癒やされ、参拝を終えた後、境内の空気がさらにすがすがしく感じました。
延命院
上三川町梁571
☎0285・53・7862
鮨処 五郎鮨
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まちなかへ移動してランチタイム。新春、七福神ときたらすしでしょ! 思い込みの強い私の目に留まったのが鮨処 五朗鮨(❺)の看板。にぎりの「竹」(1830円)を注文しました。ご主人の野崎康雄さん、ひろ子さん夫妻との会話も弾み、そのあったかい笑顔が福の神のように思えました。
鮨処 五朗鮨
上三川町上三川4962
☎0285・56・2293
午前11時~午後1時半、午後5時~同10時
月曜休 P8台
普門寺
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上三川七福神巡りも後半です。五朗鮨から普門寺(❻)へはすぐ。「福禄寿」は縁結び、ぼけ封じ、幸せ、お金、学業成就、健康で長生きをかなえてくれる御利益があります。そして、ここで初めて自分で御朱印を押し、感慨深くなりました。
普門寺
上三川町上三川5117
善慶寺
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普門寺から東へすぐの場所にある善應寺(❼)。こちらでは「大黒天」に会うことができます。福々しいお顔とすてきな打ち出のこづちを振って、子孫愛育、財福招来、出世開運をかなえてくれるのですね。
善應寺
上三川町上三川5099の1
☎0285・56・3615
長泉寺
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上三川七福神のフィナーレは、紅一点! 長泉寺(❽)の「弁財天」です。諸芸上達、学業成就、縁結び、安産祈願、金銀財宝の縁をかなえてくれるというその麗しいお姿に、私も女ですから心を込めて参拝。笑顔の連続に心があったかく満たされた旅でした。 (K)

長泉寺
上三川町しらさぎ1の51の7
☎0285・56・2549
御朱印の受け付けは
午前8時半~午後4時。
(問)上三川七福神霊場会事務局(長泉寺内)
☎0285・56・2549
今回訪ねた場所
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