県内10の食の街道を巡る県主催のツアー「食の街道をゆけ!とちぎ田舎の歩き方」が7月から11月まで、全9回の日程で開催されます。各街道の食や農村風景をウォーキングやバスなどで巡るツアー。各街道ツアーの様子を紹介します。
『八溝そば街道編
&
いい芳賀いちご夢街道編』
“ウォーキングツアー”
多くの自然の“産物”堪能
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迫力ある景観に感動した龍門の滝 |
最終回はあいにくの小雨が降る中、紅葉が彩り始めた里山を巡る約7㌔のウオーキングとバスツアーが行われ、82人が参加。山あげ会館をスタートし、初めの洞窟酒蔵では、思わぬ停電のハプニングで本当の〝洞窟体験〟となりましたが、建造の歴史など興味深い話を聞くことができました。
続いて、龍門ふるさと民芸館へ。休憩後、大蛇伝説がある龍門の滝や太平寺を散策。迫力ある滝と周囲の豊かな自然を思い思いに満喫しました。
八溝そばを堪能して午後のバスツアーに出発。JAはが野益子観光いちご団地で生産者の話やとちおとめを試食。道の駅サシバの里いちかいでは、タカの仲間・サシバの話を聞きました。下野市の山川博さん、秀子さん夫妻は「歩くのが好きな自分たちのために娘が勧めてくれました。滝がきれいでした」と満面の笑顔でした。
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雨の降る中、山あげ会館をスタート! | 那須烏山の市街地に、色とりどりの傘の花。神長(かなが)方面へと進みます。 | |
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神長トンネル脇の旧道を歩く参加者の皆さん。ややアップダウンのある道ですが・・・ |
さすが! まだまだ大丈夫。笑顔で応えてくれました♪ |

今回のかくれスポット☆参加者の皆さんが(そして私も!)楽しみにしているであろう「洞窟酒蔵」に到着。いよいよ・・・「えっ?」。なんと、停電のハプニングにより、リアルな洞窟体験をすることに! 真っ暗な状況ではありましたが、現在、地元酒蔵の低温貯蔵庫として利用されている洞窟は、第2次世界大戦末期に建造された地下工場跡で、東京ドームの広さがあり、トンネルは総延長600㍍など、興味深い話が聞けました。
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JR烏山線の滝駅そばの踏切を通過し、次の見学場所「龍門の滝」へ。 |
滝のそばにある同市最古の寺「太平寺」のモミジが彩りを見せます。 |
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迫力ある光景にしばし見とれた「龍門の滝」では、遡上したサケとの出合いもありました! |
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雨も小降りに。のどかな線路沿いを歩きます。 | 途中、気になる樹木を発見☆ |
![]() ゴールの山あげ会館に到着です |
約7㌔のウオーキング、皆さんおつかれさまでした!! 宇都宮市から参加した75歳の男性は「烏山線の線路づたいに歩いた場所が好きです。洞窟は停電で本当に真っ暗だけど、いいですねー。怖いものが出てこなくてよかった」と笑顔を見せました。 |
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バスツアーに参加の皆さんのお楽しみ。「松月庵」さんでの昼食です。まず、ご主人から八溝そばについてのお話があり、「いただきます」。八溝そばセットを堪能しました。 |
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山あげ会館からバスに乗り、バスツアーのスタート。向かったのは、「JAはが野益子観光いちご団地」。本格出荷を前に花盛りのイチゴハウスの中で、生産者からイチゴの実やおいしい食べ方、栽培について話を聞きました。 |
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