
うまみ絡む麺、餅、〝しめ〟も
1927年創業、約100年続くうどんとそばの店。20年前から毎日うどんとそばを打つのは、4代目の田村直美さん。「初代から〝手打ち一筋〟を掲げているので、力仕事も多いけどやるしかない」とにこやかな表情で話します。大切に受け継がれるつゆの味を守り続けているのは、今でも3代目の父謙次さんです。
名物はカレールウから手作りする「カレー南蛮」(850円)。寒い今の時季は「あつあつ鍋カレーうどん」(1200円)がお薦めです。食欲をそそるスパイスの香りとだしのうまみたっぷりのカレーがコシのある麺によく絡みます。こんがりと焼かれた香ばしい餅と卵がトッピング。鍋の底には少量のご飯が隠されています。
平日限定「日替わりランチ」(1200円、半ランチ1000円)も人気です。ご飯物、そばかうどん、サラダが付きます。 (H)
