絵本がつなぐ、いのちとやさしさ

2025年は戦後80年。

絵本を通して親子にいのちと平和の大切さを伝える企画展「ツナガル★えほん展」を開催します。

親から子へ、子から孫へと愛され読みつがれてきたロングセラー絵本には、いつの時代も子どもたちに夢や希望、生きる力を与えてくれます。

本展では、星に魅せられた家族三代の物語を描いた絵本「ほしにむすばれて」をベースに故谷川俊太郎氏がナレーターをした映像作品「Memories」の上映や、人気のロングセラー絵本の世界観の展示を通して、親と子、子ども同士、親子と ミュージアムをつなぐ場をつくります。

この夏、親子で、三世代で、友達同士で、大切な人と一緒に絵本から伝わってくるいのちと平和へのメッセージを受け取りにきませんか︖

 
いつから?どこで?
会期
2025年7月19日(土)~8月24日(日)
※7月19日は13時から一般公開
※休館日は毎週月曜日、第3火曜日(祝日の場合は翌平日)
会場
さくら市ミュージアム -荒井寛方記念館-
〒329-1311 栃木県さくら市氏家1297
開館時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)
チケット
一般1,300円/さくら市民・大学生以下650円
 
会場のようす
会場マップほしにむすばれて ぐるんぱのようちえん ともだちや ぐっずうりば からすのパンやさん
左のマップから見たい展示を選んでね
絵本の世界で物語にひたろう。
大きすぎるけど、やさしいぐるんぱ
ぐるんぱのようちえん (作:西内ミナミ 絵:堀内誠一 福音館書店 1965年)より ©Seiichi Horiuchi
 つくるものはどれも大きすぎて、仕事を転々としてしまうぐるんぱ。でも、最後にはみんなが遊べる大きな幼稚園をつくって大成功! 物語に登場する大きなビスケットやお皿は、子どもたちに大人気の魅力のひとつです。 会場では、大きなぐるんぱ像や複製原画を通して、健気で応援したくなるぐるんぱの物語と、色彩豊かに描かれた絵本の世界をたっぷりお楽しみいただけます。
『ぐるんぱのようちえん』
作:西内 ミナミ  絵:堀内 誠一 (福音館書店)
ぐるんぱのようちえん 書影
 ぐるんぱは、ひとりぼっちの大きなぞうです。ビスケットやさん、靴屋さん、ピアノ工場、自動車工場……。 ぐるんぱは、色々な仕事場で一生懸命に働きますが、つくるものが大きすぎて失敗ばかり。 そんなときぐるんぱは、子どもがたくさんいるお母さんに出会います。 子どもたちの世話をたのまれたぐるんぱは、とても素敵なものを作ります。 それはぐるんぱが作った大きなものでたくさんの子どもたちが遊べる、すてきな幼稚園でした。
ともだちって、なんだろう?
ともだちや (作:内田麟太郎 絵:降矢なな 偕成社 1998年)より ©Nana Furuya
 遊びごころあふれる絵と、心に響くストーリーで贈る友情絵本『ともだちや』。 内気でさびしがりやのキツネが、森で「1時間100円」でともだちになる“ともだちや”をはじめます。 でも、ともだちって買えるのでしょうか? 売れるものなのでしょうか? 本展示では、貴重な原画を間近でご覧いただけるほか、作者・内田麟太郎さんによる作品誕生の裏話や、 絵本に込められた想いを語る特別映像も上映。 子どもも大人も、大切な「ともだち」の意味をあらためて考えるきっかけとなる展示です。
『ともだちや』
作:内田 麟太郎  絵:降矢 なな (偕成社)
ともだちや書影
 ある日、キツネは<ともだちや>を始めることを思いつきました。 1時間100円でともだちになってあげるのですが、さて…。 大牟田出身の内田麟太郎さんとスロヴァキア在住の降矢ななさんによる、 大胆な設定からはじまる「おれたち、ともだち!」(全14巻)絵本シリーズの記念すべき第1作目です。
一人ひとりの宇宙のドラマ
ほしにむすばれて (作:谷川俊太郎 絵:えびなみつる 文研出版 2009年)より ©Mitsuru Ebina
 人はなぜ、星を見上げるのでしょう? 星空に魅せられた親子三世代の物語を描いた絵本『ほしにむすばれて』を原作に、 詩人・谷川俊太郎の朗読と、手嶌葵のナレーションによるプラネタリウム番組「Memories ほしにむすばれて」を特別上映します。 また、昨年惜しまれつつ世を去った谷川俊太郎さんが手がけた絵本の数々を紹介する特集コーナーも併設。 一人ひとりの心に寄り添うような宇宙のドラマを、どうぞご体感ください。
『ほしにむすばれて』
文:谷川俊太郎 絵:えびなみつる(文研出版)
ほしにむすばれて書影
 星空が大好きだったおじいちゃんの人生を、小さな子どもの目から振り返ります。 星空の魅力は、祖父から母親そして孫へと時間をかけて伝わりますが、星たちの輝きは変わることはありません。 さあ、あなたも星空をながめてみませんか?
子どもたちの夢がふくらむ絵本の世界
からすのパンやさん (かこさとし作・絵 偕成社 1973年)より ©kako Researdh institute Ltd.1973
 絵本作家、かこさとしさんの代表作のひとつ『からすのパンやさん』は、発売から40年以上にわたり、世代を超えて愛され続けているロングセラー絵本です。 物語の中には、しまうまパン、だるまパン、ピアノパンなど、ユニークで楽しいかたちのパンがたくさん登場します。 見ているだけで「食べたい!」と思わず声が出てしまうような、夢あふれるパンたち。 本展示では、絵本のページから飛び出してきたようなパンたちを、立体で再現。 お子さまはもちろん、大人も童心にかえって楽しめる内容です。 ぜひ会場で、『からすのパンやさん』の世界を体感してください。
『からすのパンやさん』
作・絵:かこ さとし (偕成社)
からすのパンやさん書影
 いずみがもりに、からすのパンやさんがありました。 4わの子どもたちの意見をきいて、おもしろくてすてきな形のパンをどっさり焼くと、お店が大繁盛! 家族で協力してつくった見開きいっぱいのたくさんのパンたちは、どれも見たことがないものばかり! 作者の「できるだけたくさんの子どもたちの夢をかなえてあげたい」という思いが込められた、 1973年刊行以来人気のロングセラー絵本です。
 
えほん・グッズ
からすのパンやさん ぬいぐるみ
(6種)
・おとうさんS 1,980円
・おかあさんS 1,980円
・マスコットりんごちゃん 980円
・マスコットおもちちゃん 980円
・マスコットチョコちゃん 980円
・マスコットレモンちゃん 980円​
ガーゼハンカチ
30㎝×30㎝
1,650円​
タイルマグネット
4.5㎝×4.5cm
825円​
Tシャツ(からすのパンやさん)
110,130,SS,S,M,L
(ホワイト/ネイビー)
3,300円​
蛍光ツインペン
 
990円​
ぐるんぱのようちえんレターセット
 
495円​
ぐるんぱのようちえんクッキー缶Ⓒmicca
 
4,298円​
 

企画展に関するお問い合わせ

さくら市ミュージアム-荒井寛方記念館-

TEL:028-682-7123

サイトに関するお問い合わせ

下野新聞社

TEL:028-625-1134