下野新聞社では、宇都宮市を中心に官民で構成するUスマート推進協議会に参画し、宇都宮市のスマートシティ実現のため、さまざまな実証実験を実施しています。

→Uスマート推進協議会

 

2022(令和4)年度

交通結節点における多機能型デジタルサイネージを活用した回遊促進プロジェクト

 

スマートシティの実現に向けた官民連携コンソーシアムである「Uスマート推進協議会」において、JR宇都宮駅西口にタッチパネル式のデジタルサイネージを設置し、バスや観光等の情報を発信するとともに、スマートフォンアプリと連携し店舗等のリアルタイム情報を配信することで、市民・来訪者の交通結節点における利便性の向上と回遊促進を図る実証実験を実施します。

Uスマート推進協議会
(下野新聞社、宇都宮市)

実証実験期間
2022年12月23日~2023年3月31日

デジタルサイネージ設置場所
JR宇都宮駅西口風除室

デジタルサイネージの特徴

 

1.豊富な表示メニュー

たくさんの魅力ある情報を発信しつつ、内容のわかりやすさ、操作のしやすさを兼ね備えています。

2.JR宇都宮駅西口におけるバスのわかりやすい乗場案内

表示される観光地等の目的地を選択すれば、発車時刻が近いバスの乗り場を見ることができます。

3.店舗等の旬な情報のリアルタイム発信

店舗等がリアルタイムに発信するタイムセールやイベント情報などの旬な情報を見ることができます。

4. LINE公式アカウント「コレメッケ宇都宮」との連携

デジタルサイネージに表示される「コレメッケ宇都宮」のQRコードを読み取っておけば、移動しながらでもスマートフォンでデジタルサイネージの情報の一部を見ることやお得なクーポン等を入手することができます。
(クーポンの発行等は、令和5年1月以降を予定)

 

2021(令和3)年度

宇都宮スマートシティ実証実験

 

 宇都宮市における
観光ホスピタリティ向上に向けた実証実験を実施

Uスマート推進協議会の構成団体である、宇都宮市、日本電気株式会社(以下NEC)、株式会社下野新聞社(以下下野新聞社)は、宇都宮市市街地の活性化に向けた実証実験を開始しました。実証実験では、コミュニケーションアプリ「LINE」上に構築した「コレメッケ宇都宮」とNECのイベントDXサービス「FORESTIS(フォレスティス)」(注1)を連携し、宇都宮市への来訪者の状況に応じた会話型の観光案内(チャットbot)やプッシュ通知からのコンテンツ配信を行い、来訪者の市街地における回遊促進効果と新生活様式を想定したホスピタリティの向上効果を検証します。

Uスマート推進協議会
(NEC、下野新聞社、宇都宮市)

実証実験期間
2021年11月25日~2022年2月16日

 
 

「コレメッケ宇都宮」

 
 

コレメッケでできること 

 
1.チャットbot
お店や観光スポットを紹介

チャットbotが来訪者と会話しながら、来訪回数や人数、交通手段などを確認します。チャットbotは、来訪者の状況に合わせて、地元メディア企業がおすすめする店舗や観光スポットなどの観光情報を紹介します。なお、本機能の実現は日本初(注2)です。
(2021年12月13日現在で57施設の情報を掲載。順次、施設数を拡大していく予定)

2.時間や場所に応じて
プッシュ通知でレコメンド

来訪者の 現在地や来訪者が訪れた店舗・観光スポットの情報をもとに、WEBキーワード検索では得られないイベント開催などのリアルタイム性の高い地域密着型の情報など、その近くのスポット情報をプッシュ通知で紹介します。

3.ゲーム感覚で街めぐり
スタンプラリーで回遊促進

ゲーム感覚で観光スポットなどを巡るデジタルスタンプラリーを開催します。スタンプを貯めた応募者に抽選で プレゼントを進呈します。
(2021年12月13日現在で48施設がスタンプラリースポットとして登録。順次、スポット数を拡大していく予定)

<ホスピタリティ>

4.スマートに順番待ち
整理券発行・呼び出し

LINEをを活用して店舗の入場整理券を発行します。これまで店舗での受付が必要だった入場整理券の発行が、店舗に行かずに(注3)発行できるようになります。また、入場整理券発行後の順番待ちの状況は、LINEでお知らせします。
(2021年 12月13日から宇都宮餃子会が運営する店舗「来らっせ」本店 常設店舗・日替わり店舗で開始)

 

(注1)NECのイベントDXサービス「FORESTIS(フォレスティス)」
https://jpn.nec.com/FORESTIS/index.html

(注2)チャットbotが会話を交わしながら、相手の状況に応じて地元メディア企業のおすすめ観光情報などを提供する機能は日本初。NEC調べ(2021年10月時点)

(注3)JR宇都宮駅など、来らっせの周辺(半径約3キロメートル以内)に到着した時点で整理券のエントリーが可能となります。

 

2020(令和2)年度

中心市街地の混雑状況をデジタルサイネージで配信

宇都宮市「スマート・ホスピタリティ」実証実験

2021年3月1日~31日

 

宇都宮市や大学、民間企業でつくる「Uスマート推進協議会」は宇都宮市の中心街で、ICT(情報通信技術)を活用し、混雑緩和や回遊性向上を目指す実証実験をスタートしました。

宇都宮市中心部2か所にサイネージ設置

宇都宮市中心部のオリオンスクエアバンバひろばにタッチ操作が可能なデジタルサイネージを設置。店舗情報や新型コロナウイルス感染防止の呼びかけ、宇都宮市に関するさまざまな動画を配信しています。(8:00~23:00)

混雑情報やクーポンを配信

約20店の協力店舗の混雑情報を表示しています。「空きあり」の場合にはお得なクーポンが発行されている場合も。混雑を避けながら、お得にまちなかを楽しみましょう。

 

AIカメラやセンシングでまちなかの混雑状況

宇都宮市中心街の9カ所で、AIカメラやWi-Fiによる人流測定を行います。混雑状況は15分ごとのリアルタイムで地図上に「混雑」「やや混雑」「空いてる」の3段階で反映。混雑回避にお役立てください。

この実証実験は、Uスマート推進協議会に所属する下記の団体が、連携して行っています。

  • 宇都宮市
  • 国立大学法人 宇都宮大学
  • 株式会社下野新聞社
  • 日本電気株式会社
  • 株式会社日立システムズ
  • 三井情報株式会社
  • 早稲田大学