
今話題の超体感型アート展「魔法の美術館」がさくら市ミュージアムにやってきます。
一歩足を踏み入れると、そこは魔法のアートの世界。
魔法の美術館は、「見て」「触れて」「参加する」、これまでにない全く新しい形のアートの展覧会です。
楽しめるこの展覧会は、かつて体感したことのない光とアートの世界へと皆さまを誘います。
魔法の美術館での主役は、あなた自身です。
光+アート × 体験 = 魔法の美術館。
会場では様々な超体感型アート作品が、皆さまのご参加をお待ちしています。
OK!
- 撮影OK!(フラッシュ不可)
- SNS等へのアップOK!
さくら市ミュージアム開館25周年記念 下野新聞社創刊140周年記念 魔法の美術館
主催:さくら市ミュージアム ー荒井寛方記念館ー、下野新聞社
後援:栃木県、栃木県文化協会、NHK宇都宮放送局、栃木放送、エフエム栃木、栃木テレビ
協力:ベイシアさくら氏家店
企画協力:ステップ・イースト
会場 |
![]() さくら市ミュージアム ー荒井寛方記念館ー (さくら市氏家1297 ☎028-682-7123) |
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会期 | 2018年7月14日(土) ~ 9月2日(日) 休館日:月曜日(祝日は開館)、7月17日 |
時間 | 9:00 ~ 17:00 (入館は16:30まで) |
観覧料 | 一般:1,000円 高校・大学生:700円 こども(4歳以上中学生まで):600円 3歳以下は無料。ただし小学生以下は保護者の同伴が必要。 |
展示作品

happy halloween!
happy halloween!/HDMI/(C)HDMI
参加者が椅子に座ると、顔を動画で撮影します。その映像をリアルタイムで動画としてコンピュータ処理し、参加者の顔にハロウィンの様な仮装を施します。参加者はハロウィンの仮想疑似体験ができ、その映像は目の前のモニターに映し出されます。

レイヨ=グラフィー
レイヨ=グラフィー/森脇裕之/(C)hiroyuki MORIWAKI
光センサと発光ダイオードが一組になったパーツがパネルに並んで画面を構成している。発光ダイオードは照明があたっているとき消えていて、影になると点灯する。観客の影にあわせて、「影絵」のように赤い光が点灯してついてくる。ふだん気にもとめない影が、ここでは主役になる。

光の波紋
光の波紋/森脇裕之/(C)hiroyuki MORIWAKI
手をかざすと、それぞれの基板に取りつけられたセンサが反応する。その信号は、周囲の基板に連鎖的に伝わってゆき、光が波紋のようにひろがる。基板は相互接続されているので、どの基板を反応させても同じ反応が起こる。波紋のように見える光の動きは、見えないパワーがひろがってゆくようでもあり、生物の反応のようでもある。

音めがね
音めがね/緒方壽人(Takram)/(C)hisato OGATA (Takram)
流れる音楽と白く光っているだけのディスプレイ。壁にかけられた「音めがね」で覗いてみると、波形や点の動きといった映像が映し出され、流れている音の正体を知ることができる。

ON THE FLY PAPER
ON THE FLY PAPER/緒方壽人(Takram)/(C)hisato OGATA (Takram) 協力:千葉工業大学
「紙」という原初的なメディアとデジタル技術を融合させた新しいユーザーインターフェイス。何の変哲もない紙のカードをテーブルの上におくと、カード毎に異なる文字や映像が浮かびあがる。「on the fly」(=「その場で」「動的に」「即興で」)という名の通り、すばやく紙を動かしても、画像認識技術によって即座に紙の位置を認識し、文字や映像をカードの上に正確に投影する。また、紙にあいた穴を指でふさぐことで、穴をスイッチやボタンとして利用することもできる。今回展示しているのは、千葉工業大学東京スカイツリータウンキャンパスで展示中の、同大学未来ロボット技術研究センターが開発したロボットたちのカード。紙に印刷されたロボットたちがテーブルの上で動き出す。

SAKURA
SAKURA/緒方壽人(Takram)/(C)hisato OGATA (Takram)
スクリーンの前で手を振ると、指先からはらはらと桜の花びらが舞い散ります。古今和歌集にも「久方のひかりのどけき春の日にしづ心なく花のちるらむ」などと詠まれているように散りゆく桜は古くから日本人に親しまれてきました。咲き誇る姿以上に、その散り際の美しさは見る人の心に特別な感情を呼び起こします。

がそのもり
がそのもり/重田佑介/(C)yusuke SHIGETA
世界中のさまざまな童話や昔話を描いたピクセルアニメーション作品。映像が床に向けて投影されていますが、展示室内ではそのまま見る事は出来ません。鑑賞者は白い絵本を手に持って、空間を歩き回りながらアニメーションを鑑賞します。どんなお話が入っているのでしょうか?小さなアニメーションの世界を覗いてみてください。

七色小道
七色小道/坪倉輝明/(C)teruaki TSUBOKURA
一見ただの通路のように見えても、人がその上を歩く事で人の周りから様々な色や光が溢れ出して他の人が出す色と混ざり合っていく。ただ歩くという行為が無意識の内にお互いに影響を与え合い、その結果が1つのアートになっていく参加型のメディアインスタレーション。また、時間の経過によって形を変えながら消えていく為、同じ絵は二度と見ることが出来ない。

Vertexceed
Vertexceed/坪倉輝明/(C)teruaki TSUBOKURA
三角形の各面に手をかざすと、映像が変化します。三角形以外の場所も、同じように映像が変わっていきます。作品は触らなくても、手を近づけるだけで反応します。この作品の大きな特徴は、プロジェクションマッピングにしては珍しく、参加性があるということです。

SplashDisplay
SplashDisplay/的場やすし/山野真吾/徳井太郎/
(C)yasushi MATOBA/shingo YAMANO/taro TOKUI 協力:電気通信大学小池研究室
SplashDisplayは変形するディスプレイです。網の目のテーブル上に敷き詰めた白く小さな発泡ビーズがプロジェクタのスクリーンとして機能します。テーブルの下に送風機構を設置し、定常的あるいは瞬発的な風を送る事で、発泡ビーズを盛り上げたり、あるいは空中に吹き上げることができます。この投影面の形状変化と、投影される映像を同期させることで、3次元的な映像表現が可能です。特に、吹き上げた発泡ビーズに対して火花の散った映像を投影することで、目の前のスクリーンが爆発したように見せることもできます。SplashDisplayの中に動き回る「的」が出現し、鑑賞者が「玉」を投げて的中させると大きな爆発が生じます。ディスプレイが爆発する不思議な感覚を体験してください。

Immersive Shadow
Immersive Shadow/藤本直明/(C)naoaki FUJIMOTO
体験者の影が壁面に大きく映し出され、その影と壁面の映像が影響しあうインタラクティブな映像インスタレーション作品。

衝突と散乱
衝突と散乱/藤本直明/(C)naoaki FUJIMOTO
床に散らばった無数の破片は、色や形ごとに異なる種類に分類されます。そして、それぞれの種類ごとにある一点に引き寄せられるようです。また、人が歩くと遠ざかろうとするように見えます。

ensemble silhouette
ensemble silhouette/宮本昌典/小岩原直志/(C)masanori MIYAMOTO/tadashi KOIWAHARA
知らない人と音を通じてつながっていく。思いがけないメロディが生まれる新しい合奏を体験してみてください。本作品は新しい合奏をテーマにした音楽装置です。流れる五線譜に星のシルエットを置くと様々なメロディが流れます。色んな場所に星を置いて、みんなで不思議なアンサンブル(合奏)を奏でてみましょう。