
下野写真協会(SPS、会長・若菜英晴(わかなえいせい)下野新聞社社長)の第24回下野新聞紙上写真コンテスト(9月分)では、日光市足尾町上間藤、公務員北山建穂(きたやまたてほ)さん(49)の「渇水の水没林」が金賞に選ばれた。
同市の湯西川ダムで8月、普段は水没しているガードレールや電柱などが露出した光景を写した。北山さんは「暑い日が続き、水が少ないと聞いたので、ダムに沈む前の湯西川の流れが見えるのではと思って行った。ガードレールまで見えたのは初めて。今後も写真を通じて、日光の隠れた魅力を発信していきたい」と喜んでいた。
今回は50人から計136点の応募だった。特集面では金賞1点、銀賞2点、銅賞3点、入選5点の計11作品を紹介する。「選外佳作」の約20点は今後、地域面の「撮っておきの一枚」のコーナーで随時掲載する。
■金賞
▽「渇水の水没林」/北山建穂(きたやまたてほ)(日光)
■銀賞
▽「涼」/君島哲郎(きみじまてつろう)(宇都宮)
▽「若い人々」/鈴木泉(すずきいずみ)(鹿沼)
■銅賞
▽「一服」/島田繁男(しまだしげお)(高根沢)
▽「水鏡」/佐藤重男(さとうしげお)(宇都宮)
▽「炎帝の昼下がり」/安野茂男(やすのしげお)(下野)
■入選
▽「参上」/西沢弘(にしざわひろし)(佐野)
▽「龍の炎舞」/長江久男(ながえひさお)(栃木)
▽「祈りの刻」/江草保幸(えぐさやすゆき)(壬生)
▽「フィナーレ」/山口智之(やまぐちともゆき)(宇都宮)
▽「ゲンジ達の夜祭り」/寄川勝美(よりかわかつみ)(鹿沼)