
豊かな日光の自然に降り注ぐ雨をテーマにした写真展「日光の四季彩展」が30日まで、道の駅日光街道ニコニコ本陣(日光市今市)の、船村徹記念館1階企画展示エリアで開かれている。
撮影は市内在住の写真家で、下野写真協会会員の北山建穂(きたやまたてほ)さん。厳選した20点を集めた。雨に関連した雅語とともに、梅雨時の「日光」と「雨」を再発見できる。
「青時雨」はかつて足尾銅山の鉱員が利用し、現在はこけむす浴場跡を撮影。「煙雨」は霧降高原キスゲ平のレンゲツツジ、「天つ水」は神橋をそれぞれ切り取った。
配置順にもこだわり、梅雨のはしりから梅雨明けまでを追うことができる。撮影地の地図も展示している。
午前9時~午後5時(最終入館は午後4時半)。無料。火曜休館。(問)同施設0288・25・7771。