
会員の写真を講評するミゾタさん=23日午後、下野新聞社本社
下野写真協会(SPS、会長・若菜英晴(わかなえいせい)下野新聞社社長)は23日、プロ写真家による会員対象の写真講評会と講演会を下野新聞社本社で開き、約30人が参加した。
しもつけ写真大賞の前審査委員長で、ニコンカレッジ講師なども務める写真家ミゾタユキさんが講師となり、作品一点ごとに会員から撮影の狙いを聞いた上、撮り方やトリミングの仕方などをアドバイスした。
続いて「旅先や日常で見つけた情景の撮影術」などとのテーマで講演。「目にした光景を、自分らしい視点を生かして撮ると、それが写真に表れる。自分の感性を一番に押し出すよう撮ることが大切」と述べた。
猫の写真で講評を受けた高根沢町上高根沢、島田繁男(しまだしげお)さん(76)は「迫力を出すためアップにするよう言われた。自分の分からないところを教えてもらった」と話していた。