下野写真協会(SPS、会長・若菜英晴(わかなえいせい)下野新聞社社長)の第20回下野新聞紙上写真コンテストの本社選考委員会(委員長・手島隆志(てじまたかし)編集局長)で、金賞に宇都宮市仲町、古内正美(ふるうちまさみ)さん(75)の「OLD TOWN」が選ばれた。市内の路地裏で目にとまったトタンの建物やビルの裏階段などの光景を写した。古内さんは「昭和時代の名残や生活感が漂っていた。新しいきれいなビルが多い中、形や造形が面白かった」としている。会員47人から120点の応募があり、特集面では金賞1点、銀賞2点、銅賞3点、入選5点の計11点を紹介する。「選外佳作」となった約20点は今後、地域面のコーナー「撮っておきの一枚」で随時掲載する。

■金賞
 ▽「OLD TOWN」/古内正美(ふるうちまさみ)(宇都宮)


■銀賞
 ▽「出漁」/君島哲郎(きみじまてつろう)(宇都宮)

 ▽「いたずらっ子」/角田久(かくたひさし)(宇都宮)

■銅賞

 ▽「炎の競演」/中嶋次男(なかじまつぎお)(小山)
 ▽「そっと近づく」/峯岸栄子(みねぎしえいこ)(日光)
 ▽「偶然の出会い」/伊藤孝(いとうたかし)(真岡)

■入選

 ▽「遠い記憶」/増川保紀(ますかわやすのり)(宇都宮)
 ▽「妖狐」/山口智之(やまぐちともゆき)(宇都宮)
 ▽「夏休み」/駒崎勝(こまざきまさる)(宇都宮)
 ▽「いざ、ゆかん」/青木直浩(あおきなおひろ)(栃木)
 ▽「お花畑」/金澤誠(かなざわまこと)(宇都宮)