新・心晴れたりくもったり 相談室からのメッセージⅢ

新・心晴れたりくもったり 相談室からのメッセージⅢ
丸山 隆 著
本体1,400円+税
四六判・並製・240頁
15/02
ISBN978-4-88286-567-4

毎日を生きていく中では晴れの日もくもりの日もある。

学校や家庭、家族や友人との間で起きる、
日常的な出来事を例に挙げ、臨床心理士・カウンセラーの
立場から寄り添い応える89の物語。


     【目 次】

新学期
   立ち直り信じ、引き継ぎ断る
   中学への旅立ち、ゆっくりと見守る
   本人に寄り添って焦らずに
   教師の心配り、子に安心感
   本音を導いた非公式の訪問
   行動するまで「待つ」のが策

家族
   「家に三人の先生」  母の胸刺した教師の一言
   親支える重荷、問題行動へ
   「ご苦労さま」に癒されて
   兄からの嫉妬で「女」を嫌に
   叔父の言葉に傷つき非行へ
   次世代を第一に、見守る姿勢
   二人だけの時間、不安和らげ
   嘔吐恐怖の背景に父母との葛藤
   家族の愛情得られず絶望感
   問題理解するまで沈黙を共有
   人間関係で「立ち位置」つかむ
   夫からの贈り物にとまどい
   興奮伴う感動、子の心育てる
   家族・地域、子どもの支えに

心晴れたり  くもったり
   頑張りと優しさを伝えて
   進路決定の動機は「保育園の婿に」
   「やればできる」で自信回復
   「同じ犠牲者」と知り笑顔
   子育てにもっと厳しさを
   賑やかな時間は戻らない
   「働く親の後ろ姿」今も健在
   人生の指針として、大人の助言不可欠
   文化財伝達、個人の好意頼み

愛と性
   恋人と友達の裏切り −誰も信じられず自棄的に−
   心揺さぶる幼少期の思い
   小学生でも裸の相手を空想
   彼女を美化、思いつめて
   時代変わっても悩みは同じ
   「臆病者になる」ことも大切
   素直になれずに終わった恋
   「伝えたい」膨らんだ思い

子ども理解
   めげない「KY」応援したい
   極端な臆病、背景に何が
   自己否定感からリストカットへ
   身近な人の笑顔が成長の糧
   思い出、困難乗り切る糧に
   表面取り繕い、感動したふり
   自立へのささやかな一歩
   本当に可愛かった、と答えて
   乗れぬ劣等感、痛みは今も
   家庭に潜む闇、踏み込めず

心の危機
   親がまず感情受け止めて
   不安な心を癒した母の姿
   服薬「やめどき」を逃すと危険、実感
   「あなたが大切」と伝えたい
   「一人じゃない」メッセージを
   一日も早く「普通の生活」に
   「見守る」転校生に安心感
   原発で故郷を追われた日々

いじめ・不登校
   受験重圧、十一月に起きがち
   別室登校−周囲の笑顔を糧に教室へ
   心に温度差、内面の理解大事
   つらい過去、よく思い出せず
   自分勝手な振る舞い苦痛に
   不登校になって
   学校全体が危機意識持って
  
父親
   特異な名、人生に影響深く
   「お父さんのお陰」という母の犠牲になって
   親の愛、欲する気持ちは同じ
   心の傷乗り越え、進路決める
   「過干渉」に母子で共同戦線
   二十歳を前に出生の謎解き

母と子
   「親の秘密」知った少女 −母の恋、理解に苦しみ気力失う−
   世話やきの母との距離の取り方知る
   二十年近くたって初めて払拭
   写真整理に「母の愛の証」
   悩んで自分らしさに気づく
   社会不安障害に悩まされて −目立てば嫌われる、心に恐れ−
   母の干渉、自我の育ち妨げる
   母への甘えがストレスのはけ口に
   連休明け、緊張ほぐれ問題が噴き出す
   他の人と違った感覚に理解を
   「先生」へのあこがれ、今も礎
   共感呼んだ、真実追及する姿
   褒める米国、欠点を正す日本
   感謝しつつ、悲しみと惜別と