世界を見るための38講
38Lessons For Engaging The World
宇都宮大学国際学部 編
定価1,100円(本体1,000円+税10%)
新書判・並製・214頁
14/11
ISBN978-4-88286-564-3
「世界を見る」とはどういうことか?
どこからどのように見れば、この世界の複雑さをつかまえることができるのか?
—多様な分野の専門家たちが送る「38講」はその答えを見つけるための「窓」である。
国際関係、アジア、文化、多言語、足元の地域、遠方の地域、学問の方法、という七つの切り口で宇都宮大学国際学部が説く。
複雑で多様で繊細、そしてますます混迷を深める世界を、自分の目で見るための38講。
【目 次】
一章
第1講 戦争と平和に関わる学問とその社会的責任
第2講 無くては困るが、ありすぎても困るもの
第3講 国連人権理事会の光と影
第4講 東アジアの危機を読む
第5講 文化の概念と文化相対主義−ミクロネシアのサンゴ環礁の経験から
コラム HANDSプロジェクト
二章
第6講 日韓相互理解のやさしさと難しさ
第7講 反日感情を変えた「文学」
第8講 日中両国のインターネット事情と異文化理解
第9講 台湾という場を知るということ
第10講 農民が語る「個人史」から中国現代史を読み解く
第11講 日本とタイ、住民組織の比較−町内会と地域委員会
コラム 福島乳幼児・妊産婦支援プロジェクト