国蝶の生れ立つ樹

国蝶の生れ立つ樹
(おおむらさきのあれたつき)

神山奉子 著  宇賀地洋子 表紙カバー・扉絵
四六判・並製・408頁
14/02
本体1,500円+税
ISBN978-4-88286-535-3


「癩」に対する偏見が根強い、昭和28年春。
栃木・小金井の一里塚の大榎の下に
幼いわが子を置いて両親は去っていく。

そして、二人が行き着いた先は
国立療養所多磨全生園だった——。

「らい予防法闘争」などの事実を背景に描く、
ハンセン病を患った両親と離れ離れになった
男の子とその家族の、成長と苦悩の物語。