
下野写真協会(SPS、会長・若菜英晴(わかなえいせい)下野新聞社社長)の第28回下野新聞紙上写真コンテスト(本年度9月分)の審査が17日までに行われ、金賞に宇都宮市下岡本町、君島哲郎(きみじまてつろう)さん(85)の「霧たつ水没林」が選ばれた。5月の早朝、日光市の湯西川ダムの湖面に霧が流れる中、水没した樹木が点在している場面を捉えた。
今回は会員56人から151点の応募があった。SPS副会長の三浦一久(みうらかずひさ)編集局長らが審査した。金賞をはじめ銀賞2点、銅賞3点、入選5点の計11点は24日付の特集面で紹介する。「選外佳作」となった約20点は今後、地域面のコーナー「撮っておきの一枚」で随時掲載する。
■金賞
▽「霧たつ水没林」/君島哲郎(きみじまてつろう)(宇都宮)
■銀賞
▽「105km先の隅田川花火大会」/北山建穂(きたやまたてほ)(日光)
▽「春到来」/江草保幸(えぐさやすゆき)(壬生)
■銅賞
▽「暁につづく道」/阿久津律人(あくつりつと)(宇都宮)
▽「祭りの主役」/島田繁男(しまだしげお)(高根沢)
▽「未来へ続け」/岡田好行(おかだよしゆき)(宇都宮)
■入選
▽「天然アユの遡上」/舘脇守男(たてわきもりお)(矢板)
▽「水花火」/阿久津ハツヱ(あくつはつえ)(宇都宮)
▽「元気で泳げよ」/長江久男(ながえひさお)(栃木)
▽「出番前」/安納芳男(あんのうよしお)(宇都宮)
▽「おとぎの国」/駒崎勝(こまざきまさる)(宇都宮)