
下野写真協会(SPS、会長・若菜英晴(わかなえいせい)下野新聞社社長)の第27回下野新聞紙上写真コンテスト(本年度6月分)で、宇都宮市、医師阿久津律人(あくつりつと)さん(33)の「夜天に流れる川」が金賞に選ばれた。
奥日光で4月の未明、男体山周辺の山間に天の川を中心として輝く星空を捉えた。初の金賞に阿久津さんは「月明かりのない新月で条件が整っていた。受賞は光栄」と喜んだ。
今回は会員56人から149点の応募があった。特集面では金賞1点、銀賞2点、銅賞3点、入選5点の計11点を紹介する。「選外佳作」の約20点は今後、地域面コーナー「撮っておきの一枚」で随時掲載する。
◆24年度入賞作品展8月28日から
下野写真協会は8月28~31日、2024年度紙上写真コンテストの入賞作品展を県総合文化センター第2ギャラリーで開く。同年度に実施した計4回の紙上コンテストの入賞作品など約40点が出展される。
■金賞
▽「夜天に流れる川」/阿久津律人(あくつりつと)(宇都宮)
■銀賞
▽「春爛漫」/中嶋次男(なかじまつぎお)(小山)
▽「魚ゲット」/田村定夫(たむらさだお)(栃木)
■銅賞
▽「マウンド」/君島哲郎(きみじまてつろう)(宇都宮)
▽「廃線は語る」/寄川勝美(よりかわかつみ)(鹿沼)
▽「湖上の勇姿」/村岡大学(むらおかだいがく)(宇都宮)
■入選
▽「決戦近し!」/手塚靖(てつかやすし)(宇都宮)
▽「仲間を呼ぶシカの群」/岡田富子(おかだとみこ)(宇都宮)
▽「老木甦る」/阿久津喜代四(あくつきよし)(宇都宮)
▽「春の大運動会」/舘脇守男(たてわきもりお)(矢板)
▽「束の間の休息」/増川保紀(ますかわやすのり)(宇都宮)