下野写真協会(SPS、会長・若菜英晴(わかなえいせい)下野新聞社社長)の第25回下野新聞紙上写真コンテスト(12月分)では、日光市足尾町上間藤、公務員北山建穂(きたやまたてほ)さん(50)の「戦場ケ原のオーロラ」が金賞に選ばれた。
 国内でオーロラが観測された5月11日夜、同市中宮祠の戦場ケ原で、北の空を赤く染めるオーロラと北極星を中心に回る星を撮影。北山さんは「15秒間露光の写真55枚を比較明合成し、地球が回っているイメージをオーロラと共に表現した。金賞受賞は光栄。初心を忘れず、さまざまな被写体と向き合っていきたい」と思いを新たにしていた。
 今回は50人から計129点の応募だった。特集面では金賞1点、銀賞2点、銅賞3点、入選5点の計11作品を紹介する。「選外佳作」の約20点は今後、地域面の「撮っておきの一枚」のコーナーで随時掲載する。

■金賞

 ▽「戦場ケ原のオーロラ」/北山建穂(きたやまたてほ)(日光)


■銀賞

    ▽「変顔万華鏡」/手塚靖(てつかやすし)(宇都宮)

 ▽「祭りの日」/西沢弘(にしざわひろし)(佐野)


■銅賞

 ▽「黄金色の路」/北村通英(きたむらみちひで)(宇都宮)

 ▽「夢の中」/金澤誠(かなざわまこと)(宇都宮)

 ▽「花の舞台でダンスショー」/金田正夫(かねだまさお)(鹿沼)


 ■入選

 ▽「子供相撲」/角田久(かくたひさし)(宇都宮)

 ▽「秋渓」/古内正美(ふるうちまさみ)(宇都宮)

 ▽「よじ登りたい」/鶴田直樹(つるたなおき)(宇都宮)

 ▽「晩秋、ふる里の母」/鈴木泉(すずきいずみ)(鹿沼)

    ▽「廃墟の岬」/君島哲郎(きみじまてつろう)(宇都宮)