金賞に選ばれた北山さんの作品「戦場ケ原のオーロラ」
金賞に選ばれた北山さんの作品「戦場ケ原のオーロラ」

 下野写真協会(SPS、会長・若菜英晴(わかなえいせい)下野新聞社社長)の第25回下野新聞紙上写真コンテスト(本年度12月分)の審査が18日までに行われ、金賞には日光市足尾町上間藤、公務員北山建穂(きたやまたてほ)さん(50)の「戦場ケ原のオーロラ」が選ばれた。

 国内でオーロラが観測された5月11日夜、同市中宮祠の戦場ケ原で撮影。1枚15秒間露光の写真55枚を比較明合成し、北極星を中心に回る数々の星と北の夜空を赤く染めるオーロラの共演を表現した。

 今回は会員50人から129点の応募があった。SPS副会長の三浦一久(みうらかずひさ)編集局長らが審査した。金賞をはじめ銀賞2点、銅賞3点、入選5点の計11点は26日付の特集面で紹介する。「選外佳作」となった約20点は来月以降、地域面のコーナー「撮っておきの一枚」で随時掲載する。