取材で新たな発見と学び
一線の現場にやりがい実感

編集局佐野支局 稲葉雄大
(2017年度入社)

※2018年4月から宇都宮総局

 

志望動機、入社の決め手

 外国の勉強をして、「生の声」を伝える多くの人に出会った学生時代。その影響で記者を志望するようになり、「外」を学んだからこそ強く感じる「郷土愛」が、故郷の新聞社を選ぶ決め手となりました。

現在の仕事

 地域報道部佐野支局で、佐野市内のあらゆるネタを取材・執筆しています。行政や警察などの取材はもちろん、自主団体や個人のイベントや展覧会まで、対象に限りはありません。どんな取材でも新たな発見や学びがあります。

仕事の大変なこと、楽しいこと

 深夜でも、事件や事故があればカメラとペンを手に現場へ急ぎます。取材では、時に鼻であしらわれることも。「話したくない」という気持ちを痛いほど想像できても、真実を伝えるため、質問をぶつけなければならないこともあります。葛藤の日々です。

 一方で、初対面の人でも、自分の名前を紙面で見て覚えてくださっている方がいます。記事を書けば、感謝の連絡を頂くこともあります。やりがいを日常的に感じることができる仕事です。

下野新聞社の良いところ

 新人でも、自分の興味ある分野を自由に取材できるなど、仕事をしやすい環境です。「下野だから話す」「最初に連絡するのは下野」と話してくださる方も多く、先輩方が築かれてきた地域との信頼関係に助けられる毎日です。

今後の目標

 全国的にも注目されるような話題を記事にすること。県内には全国にも驚かれるような面白い仕掛けを考えている人がいれば、決して見過ごせない問題もあります。地元記者として、より近くでより深く、長く取材し、広く伝えることが使命だと思っています。

学生へ一言

 記者は大変なことも多い仕事ですが、刺激的で充実した毎日を過ごすことができます。そして地域の一員として第一線で人や物事に接して、伝えることができるのは、下野新聞社ならではです。記者として栃木県と共に歩む、その第一歩を堂々と踏み出していただければと思います。

ある日の私の一日

08:00 起床
09:00 出社
09:30 取材
12:00 昼食(取材状況により14時頃になったりもします)
13:00 取材・原稿執筆など(1日1~2本執筆)
20:00 退社(警察署に寄り、事件事故などの発生の有無を確認し、何もなければ帰ります)
21:00 夕食
24:00 就寝

※取材や事件事故の発生によって変動があります