編集部門

編集局 

 ニュースの現場に足を運び、栃木の「今」をとらえて県民読者に情報発信することが記者の仕事です。「ハイパーローカルな紙面づくり」を掲げ、より地域に密着した報道を信条として取材活動を続けています。

 外勤記者は事件・事故、政治・行政、スポーツ、文化などさまざまな現場に足を運び、取材や写真・動画の撮影を行って記事を執筆します。政経部や社会部、運動部、東京報道部などのほか、県内に17の総支局を置いており、地元紙として他の報道機関を圧倒する取材網が強みです。

 「紙もデジタルも」をスローガンに、2024年10月にスタートした新媒体「下野新聞デジタル」によるデジタル報道にも力を入れています。ウェブでしか読めないオリジナルのコンテンツも届けています。

 内勤の整理記者は記事に適確な見出しを付け、読者が読みやすい紙面レイアウトを整える仕事を担います。記事の内容が一目で分かるように、時には興味を引くような華やかな紙面になるようにと趣向を凝らしながら紙面を作っています。

 取材チームを組み、地域の社会課題を掘り下げる長期連載企画にも取り組んでいます。近年では23年の「アカガネのこえ 足尾銅山閉山50年」が科学ジャーナリスト賞の優秀賞を受賞するなど、外部からも高い評価を得ています。

【近年の長期連載企画】

2025年 平和のかたち とちぎ戦後80年
2024年 希望って何ですか 続・貧困の中の子ども
2023年 アカガネのこえ 足尾銅山閉山50年
2019年 なぜ君は病に··· 社会的処方 医師たちの挑戦
科学ジャーナリスト賞2022優秀賞
気候変貌 とちぎ・適応への模索
2018年 頑張れるんだ ~とちぎ・障害者スポーツの季節~
2017年 彷徨う針 子宮頸がんワクチンの行方
子宮頸がんワクチン接種の是非を取り上げ、多角的に報道
2016年 震災から5年 グラバーへの手紙 奥日光を愛した人に
2015年 とちぎ戦後70年
第21回平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞
2014年 世界遺産 聖地日光
2014年10月から翌15年12月にかけて連載。古代から現代までの歴史をひもとき、日光のさまざまな謎に迫った。
希望って何ですか 貧困の中の子ども
第14回石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞「草の根民主主義部門」大賞
2013年 銀の靴を探して 2025年 交通とまちづくり
2012年 終章を生きる 2025年超高齢社会
第1回日本医学ジャーナリスト協会賞 / 第31回 ファイザー医学記事賞優秀賞
2011年 あなたの隣に 発達障害と向き合う
科学ジャーナリスト賞2012大賞

 

ビジネス部門

ビジネス局

 「総合営業」を掲げ、新聞広告、デジタル領域、各種プロモーションなどの企画立案、商材開発、セールスや文化、スポーツなどに関するイベント事業を行っています。特に近年はデジタル商材開発にも力を入れており、宇都宮市に2023年開業したLRTの停留所などで時刻表のほか、観光やグルメ情報を発信するデジタルサイネージ設置などにも携わっています。

 ビジネスプロモーション部は新聞広告を中心に営業業務全般を、ビジネスプランニング部は売上向上のための各種企画立案などを担います。イベントクリエイション部は就職ガイドキャンペーンやジャパンカップサイクルロードレースなど、イベントの企画・運営を行っています。エディットパートナー部は教育、文化、スポーツなど地域に根差した出版物を発刊しています。また、東京、大阪の各支社は大都市圏での営業業務を担当します。

 外部表彰も多く受賞し、物流の停滞が危ぶまれる「2024年問題」を受け、物流への理解促進を図るキャンペーンを展開した「ハコブトチギ」が2024年度の日本新聞協会の新聞広告賞(新聞社企画・マーケティング部門)を受賞しました。このほか、その時々の社会問題を切り取った広告企画で2021年度以降、同協会広告賞を3度受賞しています。

販売事業局

 新聞を各世帯に届ける販売店との連絡調整や、新聞販売の普及促進に関わる企画立案、文化・スポーツ事業の企画立案、実施などを行っています。

 販売促進部は新聞社と県内100の販売店(※)をつなぐパイプ役です。配達体制や部数の管理を行うほか、販売店に寄せられた読者からの要望や注文を受け、社内各部署にフィードバックする役割を担います。小中学生の受験を応援する会員制クラブも運営しており、購読者は入会無料で質の高い問題集を受け取れるなど読者サービスの向上や新規購読者の獲得に取り組んでいます。

 企画管理部は1878年に創刊された下野新聞の前身「杤木新聞」創刊号から現在までの新聞をアーカイブやデータベースとして管理し読者に提供する業務を担います。紙面掲載された記事や写真からは本県の歴史をつぶさに振り返ることができるため、県内の図書館や学校教育などで活用されています。このほか2024年10月にリニューアルされた「下野新聞デジタル」など、デジタル化された当社の資源をPRしていく事業も実施しています。

 教育文化事業部は、大きく分けて教育と文化事業の二つの分野の仕事を担っています。教育分野では、中学生を対象とした「下野模擬テスト」や新聞スクラップコンクール、読書感想文コンクールなどの運営、県内小中学校などに現役記者を派遣して授業を行う「しもつけ新聞塾」などを行っています。文化事業では、下野教育書道展や下野教育美術展、アマチュアゴルフ大会の「県知事盃ゴルフ」、北海道を船でめぐる「親子ふれあいクルーズ」などの運営をしています。

デジタル戦略局

 急速にデジタル化が進展する中、デジタル技術をどう活用し、いかに「紙もデジタルも」で栃木県民に情報を伝えていけるかが重要となっています。デジタル戦略局では、戦略構築や最新事例の情報収集、実験的な取り組み、DX(デジタル・トランスフォーメーション)、安定的なシステム運用を通して、下野新聞社のデジタル事業を推進しています。

 デジタルイノベーション部は、デジタル事業の戦略を構築し、それをエンジニアのチカラで実践する部門です。2024年10月に全面刷新した「下野新聞デジタル」では、ビジネスモデルの構築と、サイトやアプリのデザイン・開発などを担っています。ほかにも、北関東3県の新聞社で立ち上げた観光サイト「きたかんナビ」や3県境エリアを対象とした生活サイト「とりぷれ」を運営。宇都宮市でのスマートシティに貢献するLINEアカウント「コレメッケ宇都宮」やデジタルサイネージ「コレオタッチ」の運用や、VTuber「栃宮るりは」など幅広い事業に取り組んでいます。また、どんなユーザーがサービスを使ってくれているのかを知るための統合ID事業を進めており、さまざまなデータの管理・分析も行っています。

 システムソリューション部は、社内システムやPCなどの機器導入、運用管理、技術支援などを行っており、編集や営業、管理部門の業務を裏方として支えています。その中でも新聞製作を行うシステムの導入・運用・維持管理が最も重要であり、システムを日々利用する従業員のサポートや構築ベンターとの橋渡し的な役割のほか、より良いシステムにするためにベンダーとの定期的な会議も開いています。また、自前でも社内システムを開発しており、他部署の業務効率化につながる提案とその実現のための開発や技術支援を行っています。最近ではSEのような専門的なプログラミング知識やスキルがなくても開発ができるMicrosoft365のツールも活用し、従業員の困りごとの解決を手助けしています。