<220>優しい味を消費者へ JAしおのやの「菌床シイタケ」
2024/10/17 14:00
とちぎJAプラザ

カルシウムの吸収を助けるビタミンDを豊富に含み、血中コレステロールや血圧を下げる効果があるシイタケ。林業が盛んな栃木県ではシイタケ栽培が盛んに行われてきましたが、JAしおのやもその一つ。この地域では、旧JA喜連川の地元有志が菌床シイタケの栽培に着手。JAが全国的にも珍しい菌床センターを運営するなど力を入れ、県内有数の産地として知られるようになりました。
JAしおのや菌床しいたけ部会(組合員21人)に所属する久保井勲さんは、6年前に就農。以前はJAしおのや職員として菌床センターで菌床の製造をしていました。「菌床作りだけでなく、シイタケが消費者の手に届くところまで手がけたい」という思いで一念発起。規模を縮小した農家の空調ハウスを借り、菌床シイタケ栽培をスタートしました。