栃木県立美術館 開館50周年記念印象派との出会い―フランス絵画の100年 ひろしま美術館コレクション
19世紀後半にフランスで誕生する印象派やポスト印象派の作品は、今日では世界中で多くの人に親しまれるようになりましたが、一方で当時画壇の中心であったアカデミーの伝統からは大きく逸脱するものでした。それゆえ、印象派の登場は同時代の人々に衝撃を与えます。アトリエから戸外へと飛び出した画家たちは、絵の具を混色せずに配置する「筆触分割」という新たな手法によって、身近にあるものの一瞬のゆらぎをとらえようとしました。そして印象派は、西洋のみならず、日本の洋画界にも多大な影響を与えていくことになります。
本展では、国内有数のフランス近代美術コレクションを誇るひろしま美術館の所蔵作品を紹介します。モネやルノワールなどの印象派から、ポスト印象派、そしてフジタなどのエコール・ド・パリの画家たちといったフランス近代美術の巨匠たちはもちろん、黒田清輝など、フランス絵画に大きな影響を受けた日本の洋画家たちの作品が一堂に会します。印象派を中心としたフランス絵画100年の展開をたどるとともに、作品との「本物の出会い」をお楽しみください。
開催場所: | 企画展示室 |
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観覧時間: | 午前9時30分から午後5時(入館は午後4時30分まで) |
休館日: | 月曜日 |
観覧料: | 一般 1200(1000)円、大高生 600(500)円、中学生以下無料 *( )内は20名以上の団体料金 |
主催: | 栃木県立美術館、下野新聞社、共同通信社 |
特別協力: | 公益財団法人ひろしま美術館 |
後援: | 朝日新聞宇都宮総局、宇都宮コミュニティエフエム ミヤラジ、NHK宇都宮放送局、エフエム栃木、産経新聞社宇都宮支局、東京新聞宇都宮支局、とちぎテレビ、栃木放送、日本経済新聞社宇都宮支局、毎日新聞社宇都宮支局、読売新聞宇都宮支局 |