離島防衛訓練で、周囲を警戒しながら走行する機動戦闘車の車列=15日午後、大分県の十文字原演習場

 陸上自衛隊西部方面隊(熊本市)は15日、島しょ部への侵攻を想定した離島への部隊展開と防衛戦闘の訓練を大分県の日出生台、十文字原の両演習場で行い、報道陣に公開した。九州各地で11月下旬までに1万7千人が参加する大規模演習の一環。

 約10キロ離れた両演習場を二つの島に見立て、同時に上陸してくる敵を迎え撃つ戦闘を想定。機動戦闘車の車列が砲塔を旋回しながら走行して警戒し、地面を掘った防御陣地に対空ミサイル部隊が展開した。

 手術室を備えた野外病院も設置。次々と運ばれた負傷者役の隊員を救護し、ヘリコプターで島外に運ぶ手順も確認した。