乗務員の飲酒による法令違反について、記者会見で謝罪する日本航空の進俊則運航本部長(中央)ら=1日、国交省

 日航グループのジェイエア(大阪府池田市)と日本エアコミューター(JAC、鹿児島県霧島市)のパイロットが、乗務前のアルコール検査で社内規定の基準超過が判明し、機長交代などで運航に遅れが出たケースが、昨年4月以降で計4件あったことが15日、両社への取材で分かった。JACでは遅れにつながらなかったが基準を超えたケースも1件あった。

 日航では基準超過で遅れが出た例が12件、遅れにならなかったのが7件あったと既に判明。乗務員のアルコール対策には統一基準がなく、各社に対応が任されている。不適切な例が相次いでいることから、規制を強化する意見が強まりそうだ。