県産主力品種の比較(県提供)

栃木i37号を手に取る福田知事=14日午前、県庁

県産主力品種の比較(県提供) 栃木i37号を手に取る福田知事=14日午前、県庁

 県は14日、県農業試験場いちご研究所が開発したイチゴの新品種「栃木i37号」が、農林水産省から品種登録について出願公表されたと発表した。公表日は13日。市場調査などを経て、早ければ来年度中にも一般販売される。新品種は耐病性に優れ、酸味が少なく甘いため、生産者が育てやすく消費者が食べやすいのが特長。「とちおとめ」に並ぶ「いちご王国」の主力候補として期待される。

 14日県庁で開かれた記者会見で福田富一(ふくだとみかず)知事は「耐病性や食味など、生産者と消費者双方にメリットがある。とちおとめをしのぐものができたという点で価値がある」と強調した。

 洋菓子など業務用と一般家庭で消費されるとちおとめと、贈答用などの「スカイベリー」といった既存品種に対し、栃木i37号は一般家庭をターゲットに消費拡大を目指す。