賢人会議の委員に原爆投下直後の状況を英語で説明する山脇佳朗さん=14日、長崎市

 核軍縮の方策を考えるため長崎市で14日開幕した「賢人会議」(外務省主催)で、会議を構成する有識者の委員らは、非公開の討議を午後から行った。旧ソ連と結んだ中距離核戦力(INF)廃棄条約の破棄をトランプ米政権が表明したことに、懸念を示す声が上がったという。

 会議関係者によると、討議では米国の条約破棄方針について「同盟国にも影響する」と指摘する委員がいた。一方で、米朝首脳会談の実現などを「対話と信頼が生まれつつある」と評価し、朝鮮半島の非核化につながることを期待する声もあった。

 賢人会議は、広島市、東京に続く3回目の開催。15日夕に閉幕する。