今年入社した従業員に指導する工場長(手前)=鹿沼市

 経済活動の中核を担う生産年齢人口(15~64歳)が減少する中、高齢者を積極的に雇い、生産効率の向上に努める企業がある。婦人既製服製造・企画販売のマロン(鹿沼市口粟野、小暮真由美(こぐれまゆみ)社長)で、定年後に雇用を延長する際、年齢の上限を設けていないほか、高い技術を持つ高齢従業員を指導役に配置した人材育成をしている。こうした取り組みが評価され、厚生労働省などが主催する2018年度の高年齢者雇用開発コンテストで高齢・障害・求職者雇用支援機構理事長表彰優秀賞を受賞した。

 マロンは1969年に創業した。主力製品は女性用の礼服やカラーコート、スーツなど。相手先ブランドによる生産(OEM)を行うほか、自社ブランドの洋服も製造する。