県北の特別支援学校中学部で昨年6月、授業中におならをしてしまう生徒に担任が反省文を書かせ教室に掲示した問題で、反省文は約2週間にわたり掲示されていたことが26日、同校などへの取材で分かった。県教委は同日、人権に配慮した適切な指導を行うよう求める通知を県立の各特別支援学校に出した。

 同校によると、下野新聞が問題を報道した25日、担任らから学校として事実確認した。反省文は昨年6月13日に教室のロッカーに貼られ、同26日に校内から相談を受け、翌27日に撤去した。担任は「生活目標を掲示するのと同じ感覚だった」などと説明した。

 同校は当初、取材に対し同28日に相談を受け、同30日に取り外したと説明していた。「曜日を勘違いして説明した」という。

 県教委特別支援教育室によると、今月22日に校長から、反省文のことや保護者や県教委に説明していなかったことなどの報告があった。同室は生徒各自の特性に応じた指導をするよう注意した。25日に学校側から再度、報告があった。

 同室は「何かを頑張るという目標ではなく、他の人に見えるように掲示したのも不適切な指導にあたる。改めて各校に指導内容の確認を周知する」としている。