体色が淡泊色のスズメ(山本勝之さん撮影)

【大田原】紫塚1丁目、無職山本勝之(やまもとかつゆき)さん(63)が8日、自宅裏手の畑で白っぽいスズメのような鳥を見つけ、カメラに収めた。

 通常の茶色いスズメに比べ全体に白っぽく淡い色で、尾は白い。近所の人がコメをまいた餌場に群れでやってきたスズメの中で、ひときわ目立っていたという。県立博物館は「スズメの色彩異常個体ではないか。これまでにも時々県内で確認されているが、比較的珍しい現象」としている。

 古来、白いスズメは縁起がよい吉兆の鳥とされ、「続日本紀」には天皇に献上されたという記述があるほか、江戸中期の画家伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)の作品にも登場する。

 今回撮影された鳥は真っ白な体色ではないが、山本さんは「見たことがない白さのスズメなので珍しいと思い、写真に撮った。また飛んでくるようなら静かに見守りたい」と話した。