任期満了に伴う大田原市長選は18日、告示された。いずれも無所属で、3選を目指す現職の津久井富雄(つくいとみお)氏(68)=自民、公明推薦=と新人の農業本沢捷治(もとざわかつじ)氏(73)が立候補を届け出た。津久井氏は新庁舎建設の着手など2期8年の実績を主張、本沢氏は現市政からの転換などを訴え、一騎打ちの選挙戦に入った。

 津久井氏は大田原、那須両神社で必勝祈願した後、午前10時から同市上奥沢の選挙事務所前で出陣式に臨んだ。

 簗和生(やなかずお)衆院議員、高橋克法(たかはしかつのり)、渡辺美知太郎(わたなべみちたろう)両参院議員をはじめ県議、近隣市長らが応援に駆け付けた。

 津久井氏は「来年は復興のシンボルである新庁舎が誕生し、新たな大田原のスタートとなる。若い人たちにチャレンジしてもらえる地盤をつくっていきたい」などと力強く訴えた。

 本沢氏は午後2時から同市住吉町1丁目のベイシア大田原店前で集まった支持者を前に第一声を放った。

 高齢者の就労支援やごみ発電の中止、ごみ焼却施設の移転といった公約を掲げ、「今の時代に合った地域の発展と、しがらみのない市民ファーストの政治を実現する」と支持を求めた。

 その後、妻の節子(せつこ)市議(73)と共に中心市街地を街頭演説して回った。

 投票は25日午前7時~午後8時に市内40カ所で行われ、同日午後9時20分から同市湯津上の湯津上農村環境改善センターで即日開票される。